8月半ばに宮崎県の北浦の磯へフカセ釣りに出かけた筆者。根魚狙いではアカハタを好捕。そして、真鯛の実績磯へ磯替わりしてからはフカセ釣りで良型本命が連発した模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤本みどり)
沖磯へフカセ&根魚釣行
8月14日、宮崎県は北浦の磯に出掛けました。渡船は毎度の喜福丸さんです。釣り人の気持ちに寄り添って下さる、とても親切な船長さんです。優しいだけでなく、トーナメント志向の釣り人には練習の場も考えて下さり、釣り道場を展開してくれます。
朝5時出船、私たち釣り仲間5人は喜福丸に乗り込み、名礁「中のハエ」に降りました。夏場はオナガ狙いが出来る、釣り人憧れの地です。そんな中、私はのんびりとロックフィッシュの仕掛けを組みます。すると、「あ~切られた」、「またバラシだ!!」とオナガ狙い勢の悔しそうな声が響き渡ります。真夏の力強いオナガはそう簡単には釣れてはくれないですね。
早々にアカハタ登場
私は、インターシンカー21gをセレクト。ある程度、遠投をして、ボトムを取り、誘いをかけていきます。すると、初っ端から…ガツンとしたアタリです。期待を胸に一気にラインを巻き取ると予想通りのアカハタGETです!!いつもながら綺麗な色合いに、うっとりです。
お次は、良型のカサゴです。釣り仲間も28cmクラスの良型カサゴを手に笑みがこぼれます。まだ続きたいところですが、この日はウネリが太る傾向です。船長さんの判断で、瀬替わりとなりました。
マダイ実績磯へ瀬替わり
瀬替わりの磯は、噂のバクチバエです。ここは真鯛がよく釣れているそうなのです。いつか北浦に行ったときは、上がりたいなと思っていた場所です。私は張り切って、まきエサ作りをします。沖アミ1角に対し、集魚材「グレナビ」1袋と「プレミアムレッドグレ」を半分入れます。遠投しやすく、拡散性にも優れたまきエサです。
ウキは「大征黒00」を使用します。こちらも遠投重視です。海を見ると、流れもほとんどなく、潮も動いていない状況だったので、とりあえず、直結部分にG5のガン玉を装着です。
40cm超え本命真鯛手中
先にサオを出していた藤本さん、サオが綺麗な弧を描いています。まさか……噂の!?と海面から浮かぶ魚が待ち遠しかったです。ゆっくりと姿を現したのは、ピンクの真鯛です♪逸る気持ちを抑えつつ、先打ちまきエサをしっかり打ち、私も仕掛けを投入です。
サオ2本くらいのタナでしょうか、ラインが気持ちよく弾け飛びました。引きを楽しみながら、魚を少しずつ寄せていきます。ウキが見えて、いよいよ魚の登場です。やった!少し顎がしゃくれた感じの面白い顔をした40cmオーバーの真鯛でした(笑)。