8月14日の釣り場に選んだのは、三重県四日市市の霞ケ浦地区。霞ケ浦ふ頭との水道に当たる部分で、今回は緑地公園側に釣り座を取った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)
霞ケ浦地区でハゼ釣り
霞ケ浦地区現地に到着したのは午後3時前。暑さのせいか、釣り人の姿はほとんどない。駐車場から歩くこと5分弱。チェーンの張った柵の前に荷物を下ろして準備を整える。
海は干潮から上げに転じたばかりのようで、マリーナの前のワンドは完全に干上がっている。釣り座の前の敷石も露出しており、回収時に引っ掛けないように要注意だ。
早速イシゴカイをハリに刺して、沖に向かってキャスト。水深が浅くなっているので、3号のオモリがすぐに着底する。仕掛けを引くか引かないかのうちに、ブルンブルンと派手なアタリ。ひと呼吸おいてリールを巻き始めると、確かな手応えが伝わってくる。
上がってきたのは12~13cmほどのハゼ。時期的にまだ新子が多いかと思っていたが、十分に成長しているようだ。
アタリ多数で次々ヒット
その後も投げるたびにアタリが出て、次々に愛きょうのある顔つきのハゼが上がってくる。この日はハリをのんだ魚だけ持ち帰ろうと決めていたので、うまくハリ掛かりした魚は全てエアポンプを入れたバケツへ入れていく。
徐々に潮が上がってくると、さらに活性が上がってきたようで着底と同時にアタリが出るようになってきた。またハゼの群れも潮位とともに岸近くに寄ってきて、オモリが見えている位置でもアタリが出るようになってきた。
アタリはほぼ本命
外道はセイゴが1匹きただけで、アタリがあればほぼハゼ。しかもこの日はアワセのタイミングが抜群だったのか、ハリをのまれた個体はなんとゼロ。5時前まで釣って1杯だけ買ったイシゴカイがなくなったところで終了とした。
ちょうど片付けをしていると潮が敷石を覆ってきたので、バケツに生かしておいたハゼを全てリリース。十分に満足して霞ケ浦を後にした。
中部エリアのハゼは場所にもよるが、10月いっぱいまでは十分楽しめる。ただしこの釣り場は遊歩道になっており、散歩している人、ジョギングしている人も多い。仕掛けを投げる際は、後方を必ず確認してから投げるようにしてほしい。また当然のことだが、出したゴミは必ず持ち帰るようにしよう。
<週刊つりニュース中部版 谷川智/TSURINEWS編>
霞ケ浦地区