夏はキス投げ釣りの絶好のシーズン 堤防と砂浜から連掛けを堪能

夏はキス投げ釣りの絶好のシーズン 堤防と砂浜から連掛けを堪能

堤防や砂浜からのキスの投げ釣りが盛期に入った。あちこちから活況が寄せられ、釣りの初心者でもキスやハゼが簡単に釣れる時期になった。7月下旬、愛知県の常滑と美浜町を釣り歩いたので釣況をお知らせしよう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)

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海釣り 投釣り

りんくう常滑釣り護岸で投げキス釣り

7月30日、駒ケ根市の小松原さんと私はりんくう常滑釣り護岸へキス釣りに出かけた。到着は正午、潮は旧暦7月2日の大潮と投げ釣りには最適だ。釣り場で向こうから手を振る人が見えた。昨年出会った横江さん家族。釣果を聞くとキスにハゼと言い、キスはあまり大きくないらしい。

少し離れた場所に釣り座を構えて釣り開始。タックルはサオがシマノスピンパワー385EXにリールはシマノフリーゲン。ミチイトはPEライン0.8号を200m巻き、その先にPEチカライト0.8~5号を結んでいる。オモリは富士工業海草固定テンビン20号。仕掛けは自作のがまかつF1キス6号×4本バリ。エサは細めのイシゴカイ。

良型キス連掛け

オーバーヘッドキャストで100m沖へ仕掛けを投入する。さびいてくるとキス特有のプルッというアタリがある。上がってきたのは15cmのキスと8cmのハゼ2匹の3点掛け。ハゼはリリースしてキスだけをクーラーボックスへ入れる。ポイントは70mとやや遠い。隣の小松原さんが良型キス3連を取り込んだ。

夏はキス投げ釣りの絶好のシーズン 堤防と砂浜から連掛けを堪能良型キスゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)

この釣り場はコンクリートで造られ、足元は平坦で歩きやすい。海側には転落防止の手すりが設置してあり安全だ。手すりの沖は捨て石が積まれている。干潮になるとこの捨て石に降りて釣りをする人が多いが、石の上は滑りやすく転倒すれば頭を打つ大事故にもなりかねない。捨て石上からの釣りは事故発生の観点からもやめてほしい。

午後7時まで釣って富具崎港へ移動し、その日は車中泊とした。

小野浦海岸でファミリー投げ釣り教室

明けて31日、旧暦7月3日中潮、満潮午前6時56分(名古屋港)という良い潮回り。日の出は午前5時、釣り場は美浜町の小野浦海岸だ。

今日は4組の家族をサポートするファミリー投げ釣り教室。参加は山田家族6人、稲吉家族3人、横江家族2人、原家族4人にわれわれ指導員(大内さん、森さん、小松原さん、私)の4人。釣り開始は午前6時、納竿は8時半だった。

夏はキス投げ釣りの絶好のシーズン 堤防と砂浜から連掛けを堪能本命ゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)

家族のタックルはそれぞれに特徴がある。本格的な投げザオで挑む人、ルアーロッドを振る人、入門用のサオを使う人など。子供たちは小1から中2までが競ってサオを振っている。

小野浦海岸はきめ細かな遠浅の砂浜が続く。キスのポイントは20~60mと近く、短いサオのライトキャストでも良型のキスがヒットする。

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