6月27日の早朝、泉南の男里川河口へメバリングとキス釣りで釣行。メバリングではタケノコメバル、キス釣りでは10~16cmのキスを21匹キープしたので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター谷口墨人)
早朝の男里川河口へ
夏空が広がり海水温が上がって来て、泉南でのキス狙いは盛期に入ってきた。そこで6月27日に、樽井の男里川河口にある、石積みの波止に釣行してみた。
現地には、午前4時30分に到着。夜は明けてきており、ちょうど今が大潮の満潮時。快晴無風で、今日も暑くなりそうだ。
まずはメバリング
さっそく、石積みの波止の先端まで歩いて行き、キス狙いの前にメバリングでメバルの反応を調査してみた。周辺はメバルも狙える実績場で、今の時期は、梅雨メバルが狙える好機だ。
1gのジグヘッドに、スクリューテイル ・クリアーの1.5inchを装着。メバルが付いていそうな石積みの際のストラクチャー周りを、ノーアクションのスローで探っていると、グッとショートバイトがあった。
また、しばらく探っていると、ググッと、ロッドの先を引ったくるバイトがあった。そのまま寄せにかかると、グングンと根に潜ろうとする快引がきた。ロッドワークで引きをかわしながらやりとりをしていると、海面に良型のタケノコメバルが浮上した。ゆっくりと抜き上げたのが、21cmのタケノコメバル。
その後、しばらく探ったが、バイトがない。もう、すっかり夜は明けていた。やはり、メバル狙いは、夜間がいいようだ。バイトがないので、本命のキス狙いに変更した。
夜明けからは投げキス釣り
3.6mの投げザオに、3号のミチイトを巻いた中型のスピニングリールをセット。15号のKAISOテンビンに、キスバリ7号の2本バリ仕掛けを装着。エサのイシゴカイをハリ一杯に付け、70m沖に投入。着底後、ゆっくりと引き釣りをする。
すると、すぐに、ブルブルッとキスのアタリがあった。引き釣りの手を止めて次のアタリを待ってから、巻きアワセの要領で寄せにかかると、やや重く、ハリ掛かりしたようだ。バラさないようにゆっくりと寄せキャッチしたのが、15cmの本命のキス。
投点かえてポツポツ追加
次投も50m沖合いでブルッとアタリがあり、13cmのキスをダブルでキャッチ。小型のキスだが調子よく釣れてきたので期待が持てるかもと思っていたが、しばらくすると漁船が波止周りに仕掛けていたカニかごを回収にきたので、投げ釣りを中断し休憩する。
しばらくして漁船が去ってから投げ釣りを再開。すると、ボツボツと小型ながら、キスをキャッチしていく。キスは、小型なので、アタリがあってもハリ掛かりしない時もある。チョイ投げの範囲でもキスのアタリがあるので、海水温が上がってきて、広範囲を回遊しているようだ。キスのアタリが無くなれば、投点を変えて投入すると、またアタリがある。