5月22日(日)、今シーズン初物のムラソイをキャッチすべく、久し振りに海が静かな伊豆へ。まだ群れが安定してないのか、それほど魚影が濃い印象は受けなかったが、ルアーフィッシングを満喫することができたのでリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・野地文雄)
南伊豆でムラソイ狙い
ムラソイの穴釣りは、潮位が下がってポイントを絞りやすいときがやりやすい。岩場が露出し、その岩陰に潜んでいるターゲットを狙って足元でヒットさせられるからだ。しかし、最初に狙った南伊豆のゴロタ磯では、まったく反応がない。
先日の雨の影響で水温が下がったのか、それとも岩肌に残っていたスパイクの跡を見る限り、朝のうちに誰かが釣ったあとなのか……。
いずれにしても、あまりにも反応がなかったので、エリアを変えて西伊豆へ向かってみた。
西伊豆へ移動
こちらにはゴロタ磯と呼べる場所があまりないので、港周りにある足場のいい消波ブロック帯を狙ってみることに。この日は、駐車スペースから釣り場が近い松崎新港を探ってみることにした。
ここは釣り歩けるポイントは狭いものの、高確率でムラソイに出会うことができるのだ。
現地に到着したのは14時すぎ。釣り場には誰もおらず、港内ではサビキでイワシ、ちょい投げでピンギスを釣っているアングラーが多く見られる。
私は港の左側にある、わずかな消波ブロックの穴を探ってみることに。潮位が下がっているため海水が残っている穴は少ないが、30分もあればひと通りを探り終えるはず。
今季初のムラソイキャッチ
少しでも水深がある右側から順番に、浅いほうへ探り歩く。すると、やや深めの隙間で一気にロッドが絞り込まれた。一気に抜き上げると、20cm級本命。ようやく出会えた、今シーズン初のムラソイだ。
その後、少し小型ながらも本命2尾を追釣して納竿。
例年であれば、4月から釣れ始めるので、今シーズンはやや遅れているのかもしれない。もうしばらくすれば、南伊豆の広大なゴロタエリアでも釣れ始めるはずなので、状況を見ながらあらためて釣行してみようと思う。
<週刊つりニュース関東版APC・野地文雄/TSURINEWS編>