春のオフショアゲームと言えば乗っ込みマダイです。と言うことで遊漁船「ジョイフィッシャー」に乗船し、毎年恒例の乗っ込み大ダイ狙いに行ってきました。記録更新の大ダイ94cm、12kgを筆頭に、94Lクーラー満タンになった釣行の模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター隆司加藤)
大ダイ狙いのタイラバ釣行
春のオフショアゲームと言えば乗っ込みマダイです。と言うことで毎年恒例の乗っ込み大ダイ狙いに行ってきました。山陰の大ダイゲームと言えば長年お世話になっている遊漁船「ジョイフィッシャー」。船長の大原さんは大ダイゲームのことを知り尽くし、毎年必ず大ダイを釣らせてめちゃめちゃ頼りになる船長で、いつもお世話になっています。
今回は7時出船、友人3人と地元の乗り合いのお客様2人で大ダイにチャレンジしていきます。
狙うポイント
今回の狙いは春ということで10kgを超える乗っ込み大ダイと、近年ジョイフィッシャーで開拓中の高級魚アマダイ。ポイントまで1時間走り、水深70mラインのフラットな砂地がポイントとなるので探し出すのがめちゃめちゃ難しいのですが、ジョイフィッシャーはそんな見つけるのが難しいポイントを熟知しているので安心してお任せできます。
後は底まで沈めて一定の速度で巻くだけなので基本的な作業は簡単です。ただドテラで流すので船の流れや波の揺れで一定の速度で巻き上げるにはちょっとしたコツが必要で、これのコツが大ダイの釣果につながります。
88cm大ダイ登場
最初のポイントに到着し流し始めるも30分近く全く反応なし。普通なら朝いちはアオハタやウッカリカサゴが釣れてもよさそうなものですが……。
ここで大原船長の名言が発動!「大ダイって全く釣れない時にいきなり食うんだよね」って言った5分後、ソルティーラバースライド100gを着底させ、一度20m巻き上げたところで一回「ぐ~ん」と重くなった後すぐ外れました。「あれ?なんか食ったよな?」と思い、もう一度ボトムまで落として2巻きすると、いきなりドンッ!一気に走りだし、マダイ特有の3段引きを見せます。重量感もしっかりあるので、これは大ダイ確定。
砂底なのであせる必要はないので、ゆっくり10分ほど大ダイ特有のファイトを楽しみ、無事88cm、8kgのオス大ダイをキャッチ。目標の10kgオーバーには届きませんでしたが思いっきり楽しめました。
1時間以上反応なし
やはり大原船長が言うように大ダイが釣れる時は他の魚の反応が鈍い。潮も風もないので船が全く動かず、どこに行っても一時間以上全く反応ありません。ここで大原船長「多分11時過ぎくらいに潮が流れだすと思うので、後少しの我慢かな?」とまたも予言?でもこれがいつも当たるんです!!
予言通り11時から爆釣
そして潮が流れだす少し前、友人のロッドティップが水面に引き込まれ84cmの大ダイをキャッチ。やはり釣れない時ほど大ダイのチャンスでした。
色々ポイントを回っているといきなり潮が動きだし、風も出てきて定番アオハタやレンコダイ、ホウボウ、うっかりカサゴが連発!皆次々とお魚をゲットしていきます。