九州エリアの磯で釣れる代表的な根魚6種を紹介。いずれもおいしい魚ばかりだ。おまけで価格ランキングも紹介。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
磯で釣れる根魚
磯から狙う大型の根魚といえばアラ(クエ)。ハタ系の魚で、高級魚として知られる。アラよりも小型のスジアラやアカハタなども同じ仲間で、最近はルアー釣りのターゲットとして人気がある。それでは魚種ごとのランク付けと釣期などを紹介しよう。
アラ(クエ)
本州以南の暖かい海に多く、磯の夜釣りで狙う。冷凍したサバやアジをエサにしたブッコミで釣るのが一般的だ。釣期は夏から秋。このころがノッコミ期にあたり、浅場に寄ってくる。磯で釣れる型は5~10kgで、まれに20kgを超す大物が上がる。
スジアラ
スジアラは九州南部に多く、アラよりも小ぶり。平均サイズは3~4kgだが、時折5~7kgが交じる。日中釣りのターゲットとして知られ、夏から秋のブッコミやルアー釣りで狙う。
アカハタ
アカハタも九州南部の浅い海に多い。アラやスジアラと比べると釣期が長く、真冬を除けば、おおむね1年を通して狙える。サイズは500g前後を中心に、キロ級交じり。まれに2kg級も出る。ブッコミ、カゴ釣り、ルアーと釣り方もいろいろ。たまにフカセ釣りに掛かることもある。
キジハタ
キジハタは関東から九州までの広い範囲にいる。船釣りのターゲットとして知られ、0.5~2kgが1年中釣れる。磯で釣れるのは夏から秋。アカハタの他魚として、たまにハリ掛かりする。磯からはあまり釣れないものの、群れに当たると500g前後が2~3尾釣れる。