2月14日、岐阜県美濃市の月見ケ原FCに、釣友の川中さんと午後から釣行した。川中さんはアルビノはバラしたものの、40cmオーバーのニジマスが釣れて大満足。短い時間だったが、十分に楽しめた当日の釣りをリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)
月見ケ原FCでエリアトラウト
長良川中央漁協が営業している月見ケ原FCは、長良川の分流を網で仕切ってニジマスを放流している。営業期間が11月~2月の冬場のみで、フライとルアーが楽しめる。
管理棟で受付を済ませると、管理人のおっちゃんから「ニジマス以外にアマゴとイワナも放流してるよ。昨日は左岸の上流でよく釣れていた」と情報を得て、左岸の上流がちょうど空いていたので、そこからスタートすることにした。
長良川の分流とあって水質がとてもクリアで、当日は風も穏やかで魚が丸見え状態。上流の網際には、40cmほどのアルビノがウロウロしている。私はアルビノ狙いでスタート。だが警戒しているのか反応なく、ルアーの届かない対岸に行ってしまった。
粘り勝ちで40cm極太ニジマス
開始して数投後、川中さんにアベレージサイズのニジマスがヒット。私はルアーを追ってはくるが、なかなか口を使ってくれない。
スプーン0.8gをゆっくりと底をなめるようにしてリールを巻くと、ようやくコンコンとアタリ。アベレージサイズのニジマスが釣れた。その後は反応がなく、場所を右岸の上流に移動した。
すると、川中さんが岸際にデカいニジマスを発見。クランクベイトを岸際に沿って引くが、無視されてしまう。私が「何度もしつこく投げてるといつかパクッとするからルアーを目の前を通してみて」とアドバイス。ずっとデカニジマスとにらめっこの川中さん。
するとしつこく粘った甲斐がありヒット。「デカイ!デカイ!」と川中さん。私がタモですくって見事丸々とパンパンに太った40cmオーバーのニジマスを釣り上げた。
スプーンにヤマメがヒット
その後、私の1gのスプーンにコンッと小さなアタリ。釣り上げるとアマゴか?いや、朱点がない。どうやらヤマメのようだ。管理棟のおっちゃんによると、「放流したアマゴの中にヤマメが交じってたんでしょう」とのこと。
その後、ルアーをローテーションさせて粘るが、アタリはあってもヒットしない。移動すると足元でアルビノとデカニジマスがウロウロしているので、川中さんが足元でボトム系ルアーのダートマジックをピョンピョンさせていると、なんとアルビノがヒット。だがすぐにバレてしまった。惜しかった~。
その後反応は得られず、午後4時に終了とした。午後からの短い時間だったが、十分に楽しめた。川中さんもアルビノはバラしたものの、40cmオーバーのニジマスが釣れて大満足。午前中に魚の放流があるので、放流直後はよく釣れたらしい。たくさん釣りたい人は午前中の方が狙いめだろう。
この記事が出るころには営業期間が終わっているかもしれないが、次のシーズンはぜひ挑戦してみてほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>