佐賀県唐津市東唐津港から出船するWingarで、呼子沖ティップランエギングへ行ってきた。低水温の厳しい中で、価値あるアオリイカをキャッチしたので、その釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・吉川 徹)
Wingarでティップランエギング
2月8日小潮。1月は予約を入れていたが全て中止。やっと行けた。佐賀県唐津市東唐津港より出船のWingarでの、呼子沖ティップランエギング。
前日、薗田船長より「ボウズ覚悟で来て下さい」とLINEがきた。釣果は、アオリイカ1尾、ヤリイカ4尾。水温は13度だったそうだ。アオリイカは水温が15度以下になると捕食しなくなり、やがて衰弱死すると船長が語っていた。
当日のタックル
午前5時起き。今回は珍しくよく寝れた。普段なら釣りの前夜は、ソワソワしてあまり寝れない(笑)。
7時出船。久しぶりの風景に癒された。前日のこともあり、朝イチ入るポイントまで40分くらい走るそうだ。到着時は干潮7時26分なので、上げ潮に入っているはず。
ポイント到着。魚探の水温計は13.1度。魚探は表層水温なので、海中はもう少し高いことを願って、取りあえずエギ王TR30gを投入。風はほとんどなく、船のパラシュートアンカーを見ても潮もあまり流れてない感じだった。
しばらく同じエギでやったが反応なし。こんな状況の時はイージーQシリーズエギで少しキャストし、あまりシャクらずフワンフワンと誘う。
800gアオリイカ手中!
8時15分。着底後、2回フワンフワンとワンピッチでゆっくりシャクりステイ。ティップのテンションがフッと抜ける。すかさずアワセを入れた。
ドラグは出ないが、いい重量感。上がってきたのは800g雄の個体。貴重な1尾。
船長が「この時期の1尾は秋の5尾くらいの価値がある」と言っていた。うれしい言葉。
船中2尾と厳しい状況
釣り納め、釣り初めともに、納竿間際にしか釣れず精神的体力的にも非常に辛い釣りだったことを思い出した。今回は早い時間にキャッチしたので随分余裕ができた。
その後、ポイントを転々とするもアタリなし。今回、船中2尾。本当に厳しい状況だったが、朝イチのタイミングでいいポイントから入ってくれた船長に感謝。
<週刊つりニュース西部版APC・吉川 徹/TSURINEWS編>