極太の寒サバ釣りがシーズンイン イカ釣りとのリレー船で両本命手中

極太の寒サバ釣りがシーズンイン イカ釣りとのリレー船で両本命手中

1月22日、シーズンインの豚サバ、まだまだ中小型主体だが脂はたっぷり、今回はスルメ、ヤリイカとの豪華リレー船を紹介しよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

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前島宣秀

年間釣行80日、北海道から沖縄まで食べたい魚は自分で釣り歩く、ダイワ大好き釣りバカオヤジです。

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第三合同新生丸で豚サバ狙い

今回お世話になったのは、豚サバでは毎年お世話になっている鴨川漁港の第三合同新生丸さん。

極太の寒サバ釣りがシーズンイン イカ釣りとのリレー船で両本命手中ハイテク装備の乗合船(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

キャッチフレーズにある「鴨川での楽しい思い出作りを全力でサポートします」を地でいく本多一統船長。今回は中乗りに息子さんが同乗して、オマツリに素早く対応しながら息の合った動きで思い出の1ページを刻んで頂けた。

豚サバのシーズンは短い。超人気の船宿なので、早い予約をおすすめする。

当日のタックル

豚サバは一度に何匹も掛かるので、硬い竿の高速巻きで手返し良く釣ることがコツ。

極太の寒サバ釣りがシーズンイン イカ釣りとのリレー船で両本命手中朝焼けの太平洋を望みながら漁場へ向かう(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

竿はDEEP ZONE 180-210、リールはシーボーグ500JPにPEライン6号、指定のオモリ200号とした。

豚サバ仕掛け

特製船宿仕掛けは針4本×2の仕様。

極太の寒サバ釣りがシーズンイン イカ釣りとのリレー船で両本命手中特製船宿仕掛け(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

仕掛けは、船宿特製のフラッシャーサビキ8本針を中心に、北海道では定番であるホッケ五目用バルーンサビキピンク、白を1m間隔、幹糸はフロロカーボンライン16号の自作。

知床には年に幾度となく釣行の筆者にとっては定番の自作針の一つであり今回試してみたいアイテムの一つであった。

日の出とともにスタート

同船の席順は予約順だが、4時に鴨川漁港の待ち合わせ場所に到着した時には既に沢山の車が停まっていた。日の出前の5時集合ではあるが、豚サバの美味さを知る釣り人は筆者を含めて待ちきれないのであろう。

極太の寒サバ釣りがシーズンイン イカ釣りとのリレー船で両本命手中開始を待つ船団(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)

受付で1.5Lペットボトル氷を渡されるが、帰港の際にも氷を充分頂けるので安心である。

筆者は右舷ミヨシを指示され、総勢16名、勝浦沖まで20分程度であるが、外房の釣りはいつ来ても東の空は茜色に染まり釣り人を迎えてくれる。

ほどなくエンジン音が低くなり漁場に到着した。フラッシャーサビキ用のマグネットは全席に付いておりとても助かるが、風が強いと走行中にグチャグチャになるので到着してから仕掛けは準備した方が賢明。

同船には高額なソナーが装備されており、しっかりした反応に直撃出来るので問題はない。

ルールを守ろう

豚サバはオモリ200号、サメが寄るので血抜きは後でと何度も船長のアナウンスがあったが、残念な事にお隣で守らない方がいらした。サメを近寄らさないためであり、1人の違反者のために全ての人が迷惑する。

また、仕掛けを早く落とそうとしているのか、落とし込んだPEラインの向きが明らかに違った。特に鯖の多点掛け時には収拾がつかないほど絡みついてしまう。

今回筆者は投入回数の半分近く絡み、PEラインも使えなくなり予備リールに切り替え、仕掛けも8本から4本に下げて対応していた。自分勝手は本当に勘弁してもらいたい。

豚サバ登場

トラブルには見舞われたが、今回なんとか16匹の豚サバを釣り上げられた。昨年の大型主体を考えるとまだまだ小中主体だがこれからだろう。たとえ小型でもここの真サバは豚サバ、脂はノリノリなのだから。

仕掛けの差

船宿特製仕掛けは安定しているが、今回の自作仕掛けはかなり期待出来そうだ。何故推測かと言うと、今回の硬い竿が水面を向くほど掛かっていたが、絡んだPEラインにダメージがあった部分から切れてしまい結果は不明であったため。バルーンパケの白は夜光性になっているのでかなり期待出来たのだが、次回に持ち越しだ。

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