清水港では、港内に住み着いたイルカの群れが話題になっていますが、その他にも様々な生き物を見ることができます。ここでは清水港で見れる、そんなかわいい「珍客」を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
清水港にイルカが出没
近年、清水港内に珍しい生き物が次々と現れるようになりました。特に、去年の夏頃から目撃されていたイルカの群れが港内に住み着き話題を呼んでいます。釣りをしているとイルカを目撃することも多く、今では地元の釣り人や港湾で勤務する方々にも有名な存在です。また、珍しさもあって清水に訪れた観光客の人気者にもなっています。
清水港は国際貿易港として重要な役割を果たしており、毎日国内外の船舶が頻繁に往来しています。一方で、三方を陸地に囲まれている地形から外海が荒れても穏やかな日が多く、エサも豊富なので生き物にとってはとても住みやすい環境のようです。
清水港で見られる珍客を紹介
では、清水港で見られる珍客を順に紹介していきましょう。
1.イルカ
去年の夏から清水港に居着いて話題となったイルカは、ミナミバンドウイルカという種類で、大人4頭と子ども2頭の群れが一緒に泳いでいる姿を頻繁に目撃します。現在も目撃する頻度はかなり多く、地元の新聞やテレビ番組でも取り上げられるほど有名な存在です。
2.ウミガメ
今年の夏には大きなアカウミガメが現れて驚かされました。清水港の商業施設「エスパルスドリームプラザ」裏にあるヨットの係留桟橋周辺で目撃が相次ぎ、どうやら浅場の海底や桟橋に付着している海藻を食べているようです。
潜っている時間が長くなかなか姿が見えないですが、たまに息継ぎをするために浮いてくるタイミングがあります。偶然息継ぎのタイミングに当たって姿が拝められたらラッキーです。
3.コハクチョウ
清水港には数年前からコハクチョウの群れが越冬のために飛来しています。冬が近づくと寒い地域から長い距離を飛んでくるようで、毎年のように現れる数が増えているのは興味深いです。釣りをしていると目の前を通り掛かることも多く、可愛らしい外見から冬期限定の人気者になっています。
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