今季も9月上旬に東京湾央から湾奥にかけてサワラの大群がやってきた。そこで、原木中山の林遊船での釣行を中心に、現在の状況と基本的な攻略法を紹介。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・奥野忠弘)
林遊船でサワラ狙い
例年、秋から冬にかけて東京湾奥に群れが回遊、ゲーム性の高さと強烈な引き、さらに食味のよさで大人気のルアーターゲット・サワラ。
9月4日(土)、林克樹船長操船のルアー五目便に乗船。7時に出船して探索に行くと、最奥部から横須賀沖まで広範囲にハネが確認でき、シーズン初となる82cmの極太をゲットすることができた。
小雨で高活性
当日は、曇天微風で絶好のボートキャスティング日和。鳥ヤマを狙ってサゴシチューンをフルキャストし、高速トゥィッチで誘うと一発でガツンとヒット。強烈なファイトで楽しませてくれたのは、ベイトとなるイワシをたらふく食べて丸々と太ったゲストのイナダ。
途中、小雨になるとサワラの活性が上がり、さらにハネも増え、同船者も潮回りのたびに良型を取り込んで大興奮。
全員安打で大満足
とくに、この日の当たりルアーと言える14cmのミノーを投げ続けたベテラン・松井さんは、見事なジャーキングで連続ヒットを披露、17ヒット11キャッチと素晴らしい釣果を叩きだした。
また、その釣友で初挑戦の増田悠さんも、頑張って一日中キャスティングを続けた結果、ラストに大型の初モノを捉え、その価値の高さと引きの強さに大喜び。
乗船者10人が全員安打で計30尾と今季最高の船中釣果となり本当に楽しい釣りになった。