熊本県天草市・通詞島にシーバスを狙って釣行。ベイトの動きを真似たルアーアクションで、95cmのナイスなシーバスを釣り上げたのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
通詞島でシーバスゲーム
5月4日、午後8時に熊本県天草市・通詞島に到着。雨風が強くなる予報なのでそれまでに勝負を決めたい。
堤防先端に着くと静まり返っていて生命感がない。海を見ていると、どこからともなくアオリイカが浮いてきた。「エギングしてみるか」エギをキャストし、表層をダートで探っていくがまったくの無反応。小さいベイトに夢中のようで見向きもしない。
アプローチを変えるために水面直下をただ巻きしていると、下から「ゴッ!」「お~シーバス出てきた!」すぐにシーバスタックルを手に取りミノーとワームで応戦するが、あと数cmのところで見切られている。「ん~手強い」いったんルアーを回収し、シーバスではなくベイトの動きを観察。
95cmシーバス浮上!
「漂いながら時々スーッて行って捕食されてんのか」ならばとエギングタックルに持ち替えてルアーをラザミン90(クリア)に変更しキャスト!そのまま水平姿勢を維持したまま漂わせ、たまにサビいてやる。すると、そろそろ堤防先端に差し掛かる瞬間……「お~下から急浮上」
「ジュバッ!」ひと呼吸入れ「乗った~!」「ジィーーーッ!」「ジィーーーッ!」「デカイな…」エギングタックルなので無理はせず、最初はどんどん走らせ相手に体力を使わせる。時折ロッドを曲げプレッシャーを与え、また走らせて足元まで寄せる。
タモを準備し、シーバスが横になった瞬間に頭から入れてラインを緩め、自分から入っていくようにして無事捕獲!「お~90cmはいったかな」お待ちかねの計測は90cmを振り切り95cm!「まぁまぁデカかったな」。
次を狙いたかったが予測していた南風の爆風と雨が酷くなってきたので逃げるように帰路へ。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
通詞島