淡水小物釣りは近所の川で手軽に楽しめるのが魅力。とはいえ、装備を整えていないと快適には楽しめません。今回は近所の川釣りで、あると便利なアイテムをご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターかやまあつみ)
足元の防水用具
一見乾いた地面に見えるようでも、河原や土手は結構水分を含んでいて運動靴だとすぐに濡れてしまいます。大物がかかったときに、魚の動きに合わせて一時的に浅瀬に入ることも。
普通のゴム長でも無いよりはマシですが、釣り用の長靴か腰までのウェーダーを準備しておけば安心です。
雨合羽
川は結構風が吹くので、知らず知らずのうちに体温が奪われてしまいがちです。また、暑い日でも、川の流れで空気が冷やされ思ったよりも寒いときがあります。
もちろん、天気の急変のためにも備えておく必要があります。100円ショップの雨合羽でもないよりはマシです。しっかりした作りのものでもそれほど荷物にはならないので、ぜひ備えておきたいものです。
応急セット
指に釣り針を刺してしまう、木の枝や雑草の葉で皮膚を切ってしまうこともあるかも知れません。
思わぬケガを想定して絆創膏と消毒液&チューブ式軟膏など、コンパクトで簡単なものをそろえておくだけでも安心です。尚、虫よけスプレーや携帯虫よけなども準備しておきましょう。
非常食
川歩きは体力を消耗するので、たとえ近所の川でもコンパクトな「非常食」で手軽に栄養補給できるようにしておきたいものです。
魚肉ソーセージは常温保存可能で、小さくカットして釣り餌にすることもできます。他にカロリーメイトや、エナジーインなどジェルタイプの飲料、一口羊かんも手軽な糖質補給におすすめです。
近くの川なら「遭難」の心配は少ないと思いますが「何があるかわからない」という意識が大切です。常温保存ができ、コンパクトな携帯食料の常備をお勧めします。
コンビニ袋と荷造りひも
河原は結構風が吹くため、コンビニ袋が飛ばされてしまうことがよくあります。糸や釣り針などが入っている袋だったら、目も当てられません。
大切な釣り道具をなくさないため、川にゴミを残さないために、コンビニ袋を飛ばさない対策が必要です。
荷物やベルトループとつなぐのがお勧めです。荷造りひもを1メートル位で切り、片方に輪を作っておきます。
リュックサックのショルダーベルトやバッグの持ち手側にひもを通し、輪をくぐらせます。コンビニ袋の持ち手部分は片蝶結びにします。こうした方法で、コンビニ袋が飛ばされることはなくなります。