3月4日、埼玉県飯能市を流れる入間川(名栗川)支流へ。短時間釣行であったが、実積ポイントを攻めた結果なんとか1尾のイワナが遊んでくれたのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:なおぱぱ)
入間川支流の有間川
入間川支流の有間川は、名栗湖ダム上に位置し、有間渓谷観光釣場内で、有間川と逆川の2つに分かれている。一昨年の台風前まで下流部は堰堤を中心の大場所も多く存在していた。だが台風後は堰堤のほとんどが土砂で埋まってしまったので、上流域にかけて転々と存在する水深のあるポイントでの釣りが重要となるだろう。また、堰堤区間の上下の移動が必要なので、そこは理解して遡行する必要がある。とはいえ、放流はないエリアなので、釣れればヒレピン確定。
渓流エサ釣りタックル
この日のタックルは、4.5m渓流竿に、ミチイト0.6号を2.0mほど結ぶ提灯仕掛けにするので、ヤマメ4号バリを直結。目印を3つ付けて、オモリのガン玉は2Bを。エサはブドウムシをメインで釣り、ミミズを予備エサで用意した。
有間川の現在の状況
名栗湖を超えて林道を進み、有間渓谷観光釣場に出たら左側の支流へ進んで行く。渓の状況は昨シーズンとかわっていなくて、堰堤もポイントほとんどが土砂で釣りにならない状況だ。それでも攻める価値のあるポイントは存在するので、上下移動が足にくるけれど、渓と林道の往復を繰返しながら探っていく。
実績区間を狙い撃ち
解禁日からまだ4日目であるが、短時間釣行なので信頼できる過去の実積区間に入りポイントを探り歩くも、アタリがない。遡行してみると水量が以前と比べて明らかに少ないので、以前攻めにくかったポイントも簡単にいけるようになった所もあるので、水が出た時期の後は期待感高まる場所の確認はできた。
しかし、1時間ほどアタリがない状況で、時間的にもほぼおしまいかと思っていた。次の堰堤区間までしか時間もなく期待はできないので、同区間堰堤を本日の最終ポイントにすることに。しかし、この区間は水量も今日歩いた中で一番まともに釣れそうな感じで、魚は間違いなく居る感じがする。