手芸専門店にはフライに使える材料が多い。今回は素ボール(発泡スチロール玉)12㎜で、マーカーを量産&自作する方法を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・浅暮三文)
『格安』でマーカーを自作
さて前回は市販のシモリ玉による自作マーカーを紹介しました。すると、もっと安くできないか。なんとかしてよと、夜中の通販か、秋のバーゲンのような欲望がふつふつと湧いたわけであります。
はたしてさらに安くマーカーを手に入れるにはどうするか。それはまさに最初から自作するしかありません。
できるのか?。はい…とはいえ、そこは要領というものがあります。マーカーに使える材料を安く調達して、おおよその手間暇を省く。ラクして得したいというのは現代人の特徴です。そこで出かけるのが手芸専門店。ここには実はフライの小物、タイイングに使える材料がフライショップと同等に揃っていながら低価格で手に入るのです。
手芸店で素ボールを入手
手芸店で発泡スチロール製の素ボールを探しましょう(むろんサイズはお好みの浮力にあわせて大小を選択)。私が選んだのは12㎜。これはシモリ玉の12㎜=5号そのもの。50個入りで236円(税込み)でした。10㎜=3号の236円(税込み)もあります。
100均ショップでアクリル絵の具
さて次に手芸店を出て角を曲がった先にある100均ショップに立ち寄り、水性アクリル絵の具を手に入れます。用意するのはこれだけです。必要な材料は整いました。
素ボールはすでに穴が開いているものも売っていますが、なけれぱシモリ玉のように錐(きり)や針で穴を空けます。これでほぼ完成です。後は第3回の記事で紹介したように、輪ゴムの可動式マーカーに仕上げればよろしい。