金沢八景の弁天屋から、東京湾でも流行しているテンヤタチウオへ!6年前に本場大阪湾で楽しんだのが最後でしたが、大満足の釣果となりました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 そらなさゆり)
弁天屋でテンヤタチウオ
テンヤタチウオは、6年前に本場大阪湾で楽しんだのが最後。もはや初挑戦といってもいい経験値…。不安とワクワクする気持ちを胸に、9月28日(月)、金沢八景の弁天屋から釣行。
出船前にレクチャー
出船前、本田代表からレクチャータイム。まず、エサの付け方。
エサの付け方
大きめのイワシは頭をカットし、腹に切れ込みを入れて内臓をだす。頭はテンヤに沿うよう、斜めに切り落とします。付属の針金で、切り落とした部分を3回ほど強めに巻きつけ、尾に向かって2回ほど巻いたあと、もう一度頭に向かって巻きつけ、余った針金はヘッド部分にある出っ張りに巻きつけて完成。
エサ付けは容器の上で
この時、気をつけるのは、すべての作業をオケか、配られたタッパーのなかで行うこと。イワシの脂が船の床について滑りやすくなり、転倒事故につながってしまいます。安全に楽しむためにも、みんなで守っていきたいですね。
ちなみにこのエサ付け、ポイント移動などの際にもう1つ作っておくと、エサが取られてもテンヤごと替えればいいので、手返しがよく釣果アップにつながります。
タチウオの誘い方
誘い方はデッドスローがいい日もあれば、ストップ&ゴーが効く、ステイが効くなど、様々らしい…。
何の釣りでもそうだけど、引き出しをたくさん持っていたほうがよさそうです。「この釣りはルアー釣りをやっている人のほうがよく釣っている気がする」と船長。それを聞いて光が見えた気がしました(笑)。それでもビビリな私は、やっぱり1尾釣るまではちょっと緊張。
タナ取りの方法
7時すぎに出船。30分ほどで走水沖に到着。水深は60~70m。タナは底から〇mとか、浮いた反応のときは宙層の〇~〇mといったように指示されます。このとき、ミチイトの色で把握することができれば、より正確にタナを取ることができます。そのためにも、リーダーを結ぶ時は、カラーの切り替わり部分で組むことをお勧めします。
当日使用したサンライン「シグロン」は単色のライトグリーンと10m×5色になっているマルチカラーがありますが、この釣りには後者のマルチカラーがお勧め。ベイトリールには4本組をお勧めしています。表面がより滑らかで、直線強度を高めたいという人は8本組にするのもいいと思います。
ちなみに私は4本組1.5号を使用。リーダーは「船ハリス」8号を1ヒロ(約1.5m)。一度もラインブレイクすることなく、快適に釣りができました。