長梅雨のおかげで、まだまだ夏アオリイカが狙える。少し早めの秋の新子アオリイカも視野に入れて愛知・知多半島の離島・篠島の沖堤防へエギングに行ってきた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伊藤康二)
知多半島アオリイカシーズン
知多半島のアオリイカは、簡単に分けると春(5、6月)、夏(7、8月)、秋(9~11月)の3シーズンがある。今年は長梅雨で水潮になる日が多く、水温が上がらず、春アオリイカが不調に終わった。夏アオリイカは8月に入り釣れ出している状況だ。
秋の新子アオリイカは、目視はできていないが、漁師の情報だと「まだ5cmあるかないかのサイズ」らしいので、釣れ出すのは例年より遅くなるかもしれない。秋の新子アオリイカは警戒心が低く、好奇心旺盛なため、エギを投げられて、ロッドをシャクることができれば、簡単に誰でも釣れるターゲットだ。
海上タクシーを利用
今回は、土曜日の朝釣行だったので、午前3時に片名漁港にある、海上タクシー康洋の無料駐車場へ車を止め、沖堤への渡船準備を済ませ、乗船場へ向かうと、すでに10数人の釣り人が乗船を待っていた。
3時30分、海上タクシー康洋が乗船場へ船を着けてくれ、乗船開始。今回はアオリイカ狙いなので、船長に今の状況と、渡る沖堤を教えてもらい、出船時間まで船内で待機する。
もちろん密室だが、換気はしっかりしてあり、コロナ対策はしてある。なお、外のデッキも利用でき、明るい時間帯なら三河湾をクルージングした気分を味わえ。
波止の状況を確認
4時になり、沖堤に向けて出船。沖堤には15分程度で到着。事前に船長にポイントは確認してあるが、まずは風向き、潮の流れのありなし、流れる方向、潮位を確認しながら、期待に高鳴る胸を抑えつつタックルを準備する。
当日のタックル
当日のタックルはエギングロッド7.8ftにスピニングリール2500番、PEライン0.6号にリーダーは2号を接続。エギは2.5号と3号を使用した。
ポイントの選び方
私は初めてのポイントで釣りをする場合は、まず堤防全体を見渡し、他の釣り人がどんなターゲットを狙ってるか、どんな場所を狙っているか、今の潮の流れはどんな感じか、堤防の周りには沈み根があるか…などのポイントをサーチし、他の釣り人に迷惑がかからず、かつ潮が動いていて、沈み根が近くにある場所を選ぶ。
今回は堤防両先端に徹夜組の釣り人が居たので、堤防真ん中の外側と内側を明るくなるまで攻めることにした。