スーパーライトジギングでキジハタ・アカハタ・オオモンハタ【三重】

スーパーライトジギングでキジハタ・アカハタ・オオモンハタ【三重】

5月17日、三重県志摩沖へ釣友のボートで出船し。スーパーライトジギング(SLJ)で高級根魚の五目釣りとなった釣行をレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・橋本広基)

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オフショア ソルトルアー

SLJでロックフィッシュを狙い撃ち

釣友のボートで、ロックフィッシュ狙いのSLJ(スーパーライトジギング)へ出船。20分ほどの航程で三重県・志摩沖のポイントへ。水深10~40m程度の浅場を中心に、風と潮任せで船を流していく。使用するジグは30g前後で、ハリは掛かりを重視し、フロントとリアにセット。

タックルは軽量なジグが操作しやすい胴調子の専用ロッドに、小型のスピニングリールの組み合わせ。メインラインは、PEライン0.8号、リーダーはフロロカーボンライン4号と、アタリがダイレクトに伝わり、ファイトもスリリングな仕様だ。

釣友は、底付近を丁寧に探り、誘いのアプローチはサオ先を「チョンチョンッ」と小気味良く動かし、魚の捕食意欲を刺激。最後は、フワッとサオをあおり、ヒラヒラと沈むメタルジグが食わせの間を演出。ガツンと強烈なアタリを誘い出した。

また、水深が浅いので、ちょいっとアンダースローでジグを投げ、斜めにジグを誘い上げることで、ヒットレンジを通過する時間をより長く取るという、釣友の工夫も見逃せないテクニックだった。

1投目から良型キジハタをキャッチ

当日は釣友が絶好調。1投目から大きくサオを曲げる。彼がキャッチしたのは、35cmの立派なキジハタ。いきなりの尺超え高級魚に船上は大興奮。

スーパーライトジギングでキジハタ・アカハタ・オオモンハタ【三重】1投目から良型のキジハタ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・橋本広基)

40cm級アカハタ

その後も、連続ヒットは止まらず、40cmに迫る大型のアカハタは、根に逃げ込もうとする強烈な引き味で、スリリングなファイトを楽しませてくれた。

スーパーライトジギングでキジハタ・アカハタ・オオモンハタ【三重】オーシャンフラッシュにアカハタ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・橋本広基)

高級根魚の五目祭り

また中層でヒットするオオモンハタ、おいしいカサゴやマダイも釣れ、まさに高級魚の五目祭りとなった。

スーパーライトジギングでキジハタ・アカハタ・オオモンハタ【三重】ナイスなオオモンハタをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・橋本広基)

もちろん私もライトロッドの美しい曲がりを堪能し、午後にはおなかいっぱいで納竿。小さな個体はリリース、それでも大満足の大漁だった。

スーパーライトジギングでキジハタ・アカハタ・オオモンハタ【三重】当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版 APC・橋本広基)

今後の展望

今後は、さらに水温が上がり、浅瀬では大本命のイサキに加え、ハマチやカツオ、サバなどの回遊魚も期待できる。夏は手軽なタックルとジグで暑さをぶっ飛ばす五目釣りがお勧めだ。

<週刊つりニュース中部版 APC・橋本広基/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年6月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。