村越正海さんの「人生最髙フィッシング」。思い出深い釣りを振り返ってもらいながら、それを通して学んだことや魅力について語ってもらった。
(アイキャッチ画像提供:村越正海)
釣りライターとしてのキャリア
1979~80年ごろの大学生時代に静岡・狩野川河口のシーバス釣りに明け暮れました。そのころから「週刊つりニュース」でAPCとして執筆を開始。釣りライターとしてのキャリアがスタートしました。
狩野川のルアーシーバス
当時、海のルアー釣りの情報は皆無。地元のサーフでは、磯竿や投げ竿を使って飛ばしウキなどを介してルアーを投げるようなスタイルが一般的でした。
ルアー釣り自体は、ブラックバスやトラウトで経験はしていましたが、飛ばしウキなどを使ったスタイルは「ルアー釣り」といえるものではなかったと思います。
そこで、狩野川に出かけたところ、地元の釣り人がルアー単体をキャストしてシーバスを狙っている。そこで、やってみたところ、これがハマりました。
年間150日は立ち込んでいましたね。情報は少なく、周辺の釣り人と情報交換することで釣れ始めました。