マイワシが大量に釣れているとの情報を聞きつけて、豊浜漁港へと足を運んだ。目標を300匹としたが、釣り座選択が正解で朝から入れ食いモード炸裂。午前中に目標の2倍となる600匹を仕留めることができた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・古川竜也)
豊浜漁港の概要
豊浜漁港は、愛知・南知多にある漁港で、釣りをするために開放されている釣り桟橋もあるポイントである。駐車場は100台以上駐車できる十分な広さがあり、トイレもあるため、ファミリーフィッシングにも最高の場所と言える。
例年釣れる主なターゲットとしては、小アジなどの小型回遊魚、根魚、キス、カレイなどであるが、今年はイワシが大量に接岸しているため、多くの釣り人で賑わっている。
釣り場の問題点
しかしその反面、釣り人による大量のゴミや、狭い場所への割り込みが問題となっている。自分で出したゴミは最低限持ち帰ること、トラブルなくポイントに入ることを心掛けたい。
最近の釣果
マイワシの大量接岸は年始頃から始まり、ピークは過ぎたものの、いまだに釣れ続けている。一番イワシの群れが接岸する時間帯は、ほとんどが朝マズメや夕マズメで、マズメ時はアミエビをまかずに釣れるときもあるほど、活性も高い。
釣り場の状況としては、平日でも桟橋は人で溢れかえるほど混雑している。土日ともなれば、桟橋に入ることは難しいだろう。そのため、豊浜漁港に行かれる際には朝早く釣行することをおススメする。
当日のタックルと作戦
3月9日当日、私は朝の5時に到着し、偶然空いていた桟橋の入り口付近の内側で竿を出すことにした。
竿は磯用3号3.6m、3000番クラスのスピニングリール、ハリス1号、ハリ6号で6本バリのハゲ皮サビキを使用した。アミエビはチューブタイプで発売されているものを使用した。
当日釣りができるのは正午までだったため、効率よく300匹釣ることを目標に釣りをした。効率よく釣るためにアミエビはチューブタイプのものをあえて使用することによって、カゴにアミエビを詰める時間を短縮できるようにした。また手も汚れないため一石二鳥であるためおススメだ。
日の出から17cm級マイワシ入れ食い
早速、カゴにアミエビを詰めて、足元にサビキを投入する。底まで沈めてから1度シャクって再度落とす。しかしアタリはない。辺りを見回すと、桟橋の沖側では釣れている模様。日が出るまでイワシは外側を回遊しているようだ。17cmを皮切りに入れ食い
あきらめずに毎回カゴにアミエビをしっかり詰めて釣りをしていると、日の出のタイミングでヒット。まるまる太った17cmほどのマイワシをキャッチ。するとそこからアミエビなしでも釣れる入れ食いに突入し、9時頃まで続いた。気づけば200匹を超える釣果で驚きを隠せない。
釣果アップのポイント
今回入れ食いだったポイントは桟橋の入り口付近のみで、他の場所を見ていると時々釣れている程度であった。最近釣れている場所を下調べして釣行したことが実を結んだ。
また、先述したようにチューブタイプのアミエビを使用し、アミエビを詰める時間を短縮した。またフィッシュグリップなどは使わずに素手でイワシを外すことで、イワシを外す時間を短縮した。
マヅメ以外はまきエサ重要
9時を過ぎるとマイワシの群れが小さくなり、ほとんど釣れなくなってしまった。周りも余り釣れている様子はない。そこでもう一度カゴにアミエビを詰めて釣りを再開すると、すぐにイワシが集まってきていきなりヒット。
先ほどまでほとんど反応がなかったのがウソのようだ。その後も毎回アミエビをしっかり詰めて釣りを続けると、時合いが過ぎたにも関わらず、正午まで入れ食いを楽しむことができた。
マヅメを過ぎたタイミングでは、アミエビをどれだけまくかによって釣果がかわってくるように感じた。