『チニング』ゲームでまさかの1投目に年無しクロダイ 乗っ込み間近か

『チニング』ゲームでまさかの1投目に年無しクロダイ 乗っ込み間近か

2月15日に名古屋市港区潮見周辺へチニングゲームに出かけた。まさかの1投目で50.3cmの年無しが登場。その後はキビレが連発の釣行を届け。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

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港区潮見周辺でチニング

そんななか、2月15日にいつものメンバーで8時間ほど釣行。唯一岩田氏が釣ったのが、予想通りの乗っ込み系48cmの良型クロダイだった。私と河辺氏はノーフィッシュ。そして、2月22日の潮周りは大潮。現地着が午後7時30分すぎで、岩田氏、河辺氏と合流し名古屋市港区潮見周辺へ向かう。

夕方近くまで降っていた雨も上がり、多少の濁りも予想されるがいい方向になるように願ってポイントへ向かう。雨上がりで風が強いが、水面はややササ濁り程度。

今回はちょっと気分を変えるため、新調したロッド、シマノ19ブレニアスS78MLを初投入。最近は沖でバイトが出るので、チヌ魂7g+ガルプベビースクイッドで、濁りを考慮してアピールの強いマグマシュリンプカラーをセレクトした。

1投目で50.3cm年無し登場!

沖のブレイクめがけてフルキャスト。着底後ボトムを感じながらスローに巻いてくるが、イトフケを取って巻き始めと同時にバイトが出た。コツッと小さいアタリだが、そのままゆっくりと巻き続けると、追従してさらにアタってくる。経験上こんな場合、止めたりスピードを変えると追従をやめてしまうので、完全に重みが乗るまで一定速で巻き続ける。

ドキドキしながら巻くと、待望の重みが乗る。バイトが出たのでフルフッキング。ロッドが絞り込まれてラインが出る。久しぶりに良型の引きを味わい、何度も突っ込まれるが慎重に引き寄せネットイン。

メジャーをあてると50.3cm。1投目で年無し捕獲に成功だ。まだ乗っ込みとはいかないが、乗っ込みを意識している個体だ。

『チニング』ゲームでまさかの1投目に年無しクロダイ 乗っ込み間近か50.3cmの年無し(画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

潮が変化しキビレ連発

開始早々良すぎるスタートだが、後が続かない。大潮で潮の流れが速く、7gでも大きく流されるが雰囲気はいい。しかし反応は得られないので、上流域に移動することにした。ここではシーバスを狙っている人が、少し離れた所でクロダイを釣っていた。しばらく粘るが私たちには何の反応もないので、再び最初のポイントへ向かう。

しばらくノーバイトが続くなか、潮の流れが少し緩くなってきたタイミングで、コツコツと小さなバイト。しっかりと送り込んでフルフッキング。あまり引かないがたたく引きなので、難なく抜き上げると今度はキビレだ。

『チニング』ゲームでまさかの1投目に年無しクロダイ 乗っ込み間近かキビレをゲット(画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

例年ならこの時期のキビレはあまり釣れないのだが、どうも回遊しているのかアタリが出だしキビレをさらに追加。岩田氏もキビレ追加。一瞬の時合いだったようで、すぐにバイトがなくなってしまった。

上げ潮に変わってからチャンスがあるかと、ポイントを休めるため河口域に移動。こちらでは何の反応もなく上げ潮に変わり、1時間ほどたったころにキビレが釣れたポイントへ移動。

キビレのアタリ止まらず

『チニング』ゲームでまさかの1投目に年無しクロダイ 乗っ込み間近かこの日はキビレが高活性(画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

ここで河辺氏に待望のキビレが連続ヒット。かなり沖で釣れたとのことだ。私はタイムリミットが午前1時30分なので、後ろ髪を引かれる思いで終了としたが、残った2人はその後キビレを6匹追加したとのこと。この日の釣果は合計でクロダイ1匹、キビレ11匹だった。

『チニング』ゲームでまさかの1投目に年無しクロダイ 乗っ込み間近かキビレは3人で11匹(画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

この状況がこの日のみなのかは分からないが、乗っ込みを意識したクロダイが差して来ていることには間違いと思う。

<週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
港区潮見周辺
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年3月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。