2月21日、会社の同僚と昨年の12月から毎月乗船している、愛知県・南知多町片名港の直栄丸にイワシの泳がせ釣りで出かけた。前回釣行はアタリに恵まれず、今回はリベンジを誓い気合十分で船へ乗り込んだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・加藤亘)
60cmオーバーのヒラメ登場
潮止まりが近づきアタリが遠のいたところで、次の場所へ移動。
ポイントの水深は90~100mで、時折ベイトの状況を船長に確認しながらの釣りとなった。すると、吉田さんにアタリがあってサオが曲がり、上がったのは良型のイネゴチ。
その後ポツポツとアタリが続き、吉田さん、奥田君、私がヒラメを1匹ずつ追加したが、型は30~50cmとばらついていた。
そんななか、鈴木さんにかなりの大物らしき魚が掛かった。幾度となく穂先が引き込まれ、デカいヒラメの期待が。やり取りの末に上がったのは、60cmオーバーの立派なヒラメ。しばしの写真撮影タイムの後、釣り座へ戻った。
75cmのサワラにワラサも!
鈴木さんの大物ヒラメを目の当たりにして、念のため仕掛けをチェックすると親バリ、孫バリともにハリスがささくれ状態となっていたので、仕掛けを取り替えての再開とした。
再開直後、吉田さんが「突き上げたで。サワラだ」と叫ぶ。深場からの引き上げ、落ち着いたやり取りの末に最後は磯部船長が素早くタモ入れ。75cmで幅広の立派なサワラだった。
吉田さんのサワラを見てワイヤー仕掛けも考えたが、仕掛けは替えたばかりで、残り時間も考慮してそのまま続行を決意。周囲の船で青物が上がっていたこともあり、仕掛けを底から5mほど上げての流しに変えた途端、一気にサオ先が引き込まれた。
素早くアワセを入れた瞬間、左へと走ったので青物だと確信。サワラであれば切られるかと焦りつつも、魚は少しずつ上がってくる。
「たぶん、ワラサやね」 と吉田さんの言葉に落ち着きを取り戻し、数分後に水中に見えた魚体にワラサだと確信。最後は吉田さんのタモ入れで無事に船上へと。70cmジャストのワラサで、この日一番の手応えを堪能させてもらえた。おそらく、ささくれ状態の仕掛けを使っていたら、上がらなかった魚だと思う。
その後もポツポツとアタリがあり、終了の午後1時直前にヒラメらしき魚がハリ掛かりしたものの、残り20m付近で痛恨のハリ外れ。若干アワセが早かったことと、終了時間に気を取られ、巻き上げにも焦りが出てのバラシ。何とも悔やまれる納竿となった。