冬の投げキス釣りで21.5cm頭に良型シロギス顔出し【千葉県・館山】

冬の投げキス釣りで21.5cm頭に良型シロギス顔出し【千葉県・館山】

2月9日(日)。風が強い予報だが、前回よかった千葉館山へ投げ釣りに出かけた。8時前に到着。当日は、21.5cm頭に良型シロギスと対面することが出来た。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 熊谷加寿恵)

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海釣り 投釣り

2日後の釣行では低活性に苦戦

エサのジャリメが多く残っていたので、11日(火・祝)も釣行。館山には14時すぎに到着。同じ場所に釣り座を取って14時半から開始。前回、1投目に良型が釣れた場所から3色半に投げてじっくりと探り釣りをするが反応はない。仕掛けを回収するとエサはそのままで、前回とはまったく違う様子だ。

夫も同様で「きょうは前回と違い、海が穏やかなのでキスの着き場や回遊コースがまったく違うのかもしれない」と言って右へ移動。私は諦めずに同じ釣り座で1時間ほど続けるがアタリはない。

右の角付近で釣っていた夫は「ハリを飲み込んだピンギスが掛かるから左に行く」と言って今度はそちらへ歩いていく。私も夫と共に移動。夫が「近くでアタリがあった」と良型を取り込んだのでポイントを聞く。リールに2色目を巻き込んでも仕掛けを回収しないで、さらに探っていたら30m付近で掛かったらしい。

私も2色に投げて慎重に探ってくるとその距離でコッと反応。我慢強く食い込みを待っているとクンクンと弱いアタリ。慎重に取り込むと良型キスが顔を出す。しかし活性は相当低いようでハリは口の皮に浅く掛かっているだけ。前回のノド奥まで飲み込んで釣れるような状態とは大違いだ。

エサ付け工夫し良型追釣り

近場のシブい釣りに業を煮やした夫は遠投して、私の射程距離外を探り始める。こちらは良型を求めて近場狙いに徹することにした。何度かアタリはでたが食い逃げが続く。

そこで、エサをハリからタラさない付け方に変更。エサをハリスまでこき上げて大きく付けると多少効果を発揮したのか、薄暗くなるまでに何とか良型4尾を追加することができた。

冬の投げキス釣りで21.5cm頭に良型シロギス顔出し【千葉県・館山】良型のヒット引き出す(提供:週刊つりニュース関東版 熊谷加寿恵)

最終釣果

遠い距離の魚は活性が高かったのか、遠投した夫は順調に釣り上げていた様子。17時20分に納竿。釣果を確認するとピン~21.5cm。私は良型5尾、夫はピンギス交じりで16尾。この日釣れた良型はすべて浅いハリ掛かりだったが、小型はしっかり飲み込んで釣れた。当日はポイントを見つけて釣れたが、人に優しい好天時が釣れる日とは限らない。荒天候の方が意外にもキスの活性が高まることを改めて実感した。

<週刊つりニュース関東版 熊谷加寿恵/TSURINEWS編>

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築港堤防
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。