1月26日から30日のスケジュールで、怪魚ハントに挑戦すべくタイ王国へと遠征。今回のターゲットは2魚種で、まずはプラチャード(ジャイアントスネークヘッド)編をお届け。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・戸田英明)
立ち木際で大物ヒット!
ワンド入り口の立ち木からバズベイトを引き、奥の立ち木の際を通したところで突然に事件は起きた。バシャーンと人が飛び込むような音とともに水柱が立ち、手元にのしかかる。ラインを巻きながら何度もアワセを入れファイトに突入。手元に伝わる魚の重さはかなりのものだ。
船に向かって泳いでくるので、ラインを急いで巻き取りテンションをかけていく。とにかくラインが緩まないようにしていると、釣りキチ三平のワンシーンのごとくメータークラスの魚が思いっっきりジャンプ!デカイ! 何度もジャンプを繰り返し、ドラグは苦しそうにうなる。
7.5kg90cm超え本命チャード!
船に寄るとまた一気に走る。これを繰り返し、落ち着いたところで一気にネットランディング。
その魚の姿はまさに怪魚と言うにふさわしく、私のライギョのレコードフィッシュとなる7.5kg90cm超えのチャードだった。ガイドとボートマンとハイタッチに握手を交わした。撮影を済ませてリリースすると、元気よく戻っていった。
ディープクランクで呼吸撃ち
その後はチャードの呼吸撃ちへ移行。水面に呼吸しにくるチャードの波紋の半径1m以内にディープクランクをキャストする。そのためリールのクラッチは切っておき、いつでもキャストできるようにして待った。
ルアーは3~4m潜るガイドイチオシのラストラップRR‐8。呼吸に上がって来た瞬間を狙い、着水後はファスト~ミドルリトリーブで誘う。2匹同時に上がってきたので、波紋の少し先にキャストし潜らせた後リーリングスピードを落とすと、手元に重みが乗った。アワセを入れてファイトに持ち込むが、船ベリで魚の重みが消えてしまった。
その後反応はなく、夕マヅメにバズベイトに1度出ただけで、5時すぎにストップフィッシングとした。