2月8日(土)、東京湾のバチコンアジングを楽しもうと、横浜山下橋の渡辺釣船店に出かけた。バチコンアジングは、いかにしてアタリをだすか試行錯誤するのが最大の魅力だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・渡邉長士)
渡辺釣船店でバチコンアジング
東京湾での釣りで特徴的なのは、コマセで狙うLTアジ船に同乗するという点。ほかの釣り人がまいたコマセに魚が集まるので、明るい時間帯でも楽しめる。狙う水深は主に10~30mなので、タックルはライト。それでいて30cm超えが数多くヒットする。
そんなわけで、渡辺釣船店の午後LTアジ船に女性アングラーの河村さんと乗り、左舷の胴の間辺りに座ったが、この日の左舷はトモ以外が全員バチコン。釣り人は全員で15人ほど、そのうちバチコンは8人。人気の高まりを実感する。
開始早々に尺アジ登場
釣り場までは15分ほど。本牧沖の水深23mで、エダス15cm、オモリ12号をセット。ソフトルアーは2.5inchのグロー系。船長の指示ダナは底から2m。ステイトが1.5mなのでオモリ着底状態でラインを張ればほぼ指示ダナになる。そこでオモリをあまり浮かさないようにロッドをシェイクし、10秒ステイでアタリを待つ。低水温期では長めが効果的。
開始5分、左舷後方のエサ釣りの人に本命。すぐに近くのルアーの人が続く。どちらも尺前後の良型。それを確認した船長はいったん仕掛けを回収させアンカーを投入。船が安定したところで再開。
ワームローテーションで追釣り
数分後にアタリがあったが空振り。すると隣の河村さんにファーストヒット。上がってきたのは30cm級。私も負けじと続く。ぽつぽつ釣れてはいるものの活性はあまり高くないようで、少しでも反応がいい誘いやカラーを探る。クリア系カラーのワームを喉奥まで飲み込んでいたので、紫外線発光するケイムラなどで攻めてペースアップ。30cm前後を数尾追加する。
周囲がピンクや白のアピール力の高いカラーでヒットを増やしているのを見てピンクに変更するとすぐに32cmがヒット。その後もいろいろと試して探ったが、最後までパターンを模索したままでタイムアップ。