暖冬と言われる今冬。とはいえ、時には寒波も訪れる。そんな厳しい寒さとなった2月5日、愛知県弥富市の名港西3区周辺に出かけてみた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・浅井達志)
名古屋港で新子タチウオゲーム
到着は午後8時少し前。寒さと風のせいか、さすがに先行者はいない。常夜灯の下に陣取り、まずは新子タチウオゲームから。
食い上げのアタリで本命ヒット
当日は強い横風で、極細のラピノヴァX0.18号でさえ、少しでも気を抜けば激しく流される。そこでジグヘッドは普段より重めの4gを選択し、ライナーでキャスト。着水の少し手前からサミングし、イトフケを最小限に抑える。
フォール中も、わずかにリールを巻きながらラインテンションをキープ。中層辺りまでフォールしたところでサオ先がわずかに戻った。食い上げのアタリだ。イトフケの分も考えてオーバーアクションの大アワセ。
これで、ひとまずボウズは免れた。
ワインドで本命追釣り
次のヒットはシェイクを交えた巻き上げの誘い。この場合、テンションがしっかりかかっているのでアタリは明確に出る。この調子なら、思ったより数も伸びそうだ。
3匹目まで順調にキャッチしたが、潮が緩んだのか徐々に渋くなってきた。そこでダート系ジグヘッドに変更し、ワインドアクションでリアクションバイトを誘う。
これで渋いながら4匹を追加し、1時間で計7匹。干潮時刻まであとわずかだが、この調子ならツ抜けくらいはできるだろう。
ところが、ここで完全に潮止まり。こうなるともう、上げ潮が効き始めるまでお手上げだ。そこでタチウオを諦め、少し移動してメバルを狙う。