コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好

コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好

冬の好ターゲット言えば「コウイカ」。難しいテクニックや高い「エギ」は必要なく、厳寒期でも狙うことがでます。  今回は、格安で楽しむことができるコウイカエギングのための「エギ」カスタマイズ方法を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター 杉本隼一)

アバター画像
Shunichi_Sugimoto

静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。

×閉じる

エギング&イカメタル ソルトルアー

コウイカエギングの魅力

アオリイカ狙いのエギングは難しそう、と思っている人にこそ是非おすすめしたいのが「コウイカエギング」。アオリイカのように難しいテクニックや強いシャクリは必要なく、初心者でも楽しむことができます。なによりもアオリイカが深い場所に移動する冬場でも、コウイカはエギングで狙うことができます。

コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好ビギナーにもおすすめのコウイカエギング(提供:WEBライター 杉本隼一)

コウイカエギングのエギ

コウイカエギングではアオリイカ用のエギをそのまま流用することができます。コウイカはアオリイカよりも動きが鈍く、キビキビとしたダートは必要ありません。さらにアオリイカ以上にボトムを狙うことが多いのもコウイカエギングの特徴です。

そのためどうしても根掛かりのリスクがあります。そこで今回おすすめしたいリグが、安いエギ×ナス型オモリの組み合わせです。

コウイカはアオリイカほど神経質で警戒心が高いわけではないので、割とどんなエギでも抱いてきます。高価なエギでは、どうしても根掛かりが心配ですが、安いエギなら根掛かりを恐れずにボトムを積極的に誘うことができます。

コウイカ用にエギをカスタマイズ

ここからはコウイカ用にエギをカスタマイズする手順を解説します。

コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好用意するもの(提供:WEBライター 杉本隼一)

【用意するもの】
・2.5~3.0号の安いエギや中古のエギ
・2号~3号のナス型オモリ
・適当なサイズのルアー用リング
・オープナー付きのプライヤー

エギは5個セットで1000円ほどの安価なものや、中古のエギがおすすめです。その他、アオリイカ狙いで使っていて布が破れてしまったエギでも十分使用できます。またナス型オモリも、釣具屋で袋売りされている安価なものでかまいません。安いエギなら、オモリとリングを装着しても1つあたり300円以下と非常にコストパフォーマンスが優れています。

オープナー付のプライヤーはルアー用のリングを開くのに必要になります。これは釣りの際に何かと便利なツールなので1つ持っておくことをおすすめします。釣具屋で購入できます。

コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好オープナー付きプライヤーは必需品(提供:WEBライター 杉本隼一)

手順1:材料の準備とロッドの適合エギサイズを確認

材料を準備するときに気をつけなければいけないことが、エギのカンナです。カンナはとても鋭いため、作業中など手に刺さりやすいので気をつけましょう。

また、使用するロッドの適合エギサイズを確認しておくことも重要です。例えば、ロッドの適合エギサイズが4号=約25gまでなら、3号のエギに2.5号のナスオモリを装着すれば約24gなので丁度良いことになります。できればマックスウエイトから3~5g程度重さに余裕を持たせると安心してフルキャストできると思います。

手順2:ナスオモリをリングに装着

コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好リングを開く(提供:WEBライター 杉本隼一)

次に、オープナー付のプライヤーを使ってリングを開きます。エギに付けたい重さのナス型オモリをリングに通して装着します。これでリングとナス型オモリが一体化しました。

コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好オモリを装着する(提供:WEBライター 杉本隼一)

手順3:オモリを装着したリングをエギに装着

エギのアイ部分に手順2でナス型オモリを装着したリングを取り付けます。リングをプライヤーで開いてエギのアイに通せば完成です。

コウイカ用「エギ」カスタマイズ法 3つの手順で簡単&コスパも良好完成(提供:WEBライター 杉本隼一)

最初は少し慣れない作業になるかもしれませんが、慣れてくればとても簡単で1つあたり5分以内で完成させられるようになるので、コウイカエギングをやってみたい!という人は是非チャレンジしてみてください。

<杉本隼一/TSURINEWS・WEBライター>