冬の陸っぱりライトゲーム本番 アジ&メバル両本命を手中【三重】

冬の陸っぱりライトゲーム本番 アジ&メバル両本命を手中【三重】

メバルとアジが無性に釣りたい衝動に駆られたので、三重県・鳥羽市のパールロード沿いの漁港へ向かった。当日は、アジング&メバリングで尺上アジに、20cm超えメバルと満喫!

三重県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤太盛)

アバター画像 TSURINEWS編集部

ソルトルアー ショア

アジング&メバリング釣行

1月18日のお昼すぎ、畔蛸に到着し車の外に出ると、風は強く海を見ると水面はザバザバで濁っていた。

タフコンディションではあるが、まずはメバリングからとCD-3で表層からボトム付近まで様子を見るも、何も反応がない。岸際をかなりタイトに狙ってみてもダメでかなり厳しい状況だ。

ここでいったんメバルは諦め、アジングをしようと潮通しのいい場所へ移動した。この時期は尺オーバーの良型も釣れるので、タックルは強めのセッティングで、やり取りになるべく時間をかけないで数を釣る作戦だ。

そんなタックルは対大型メバル用のものを使用し、ジグヘッドは重めの2~3g。ワームはハンドポワード製で素材が軟らかく、吸い込み時に違和感が少なくアジングには優れたドリームアップのデカマッカムをセットした。

冬の陸っぱりライトゲーム本番 アジ&メバル両本命を手中【三重】当日のアジングタックル(作図:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤太盛)

アジングでは尺上含め数釣り

風は相変わらず強いので、風のやみ間を狙ってキャストし表層からボトムまでカーブフォールでアタリがあるレンジを探る。

フォール中でアタリがないときは、ボトム付近を中心に速めのアクションで探ると、コツンと明確なアタリ。アワセも決まり、あとは抜き上げるだけというところでバラしてしまった。サイズも尺近かっただけにショック大だ。

その後も釣り上げ後にバッカンに入れ損なったりと不運が続いたので、確実性を上げようと車にタモを取りに戻って再開した。

そこからプチラッシュもあれば沈黙もありと、一喜一憂しながら日が暮れるまでアジングを楽しんだ。

冬の陸っぱりライトゲーム本番 アジ&メバル両本命を手中【三重】バラシ連発の後にようやくキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤太盛)

結果として特大サイズは出なかったが、中アジからうれしい尺上までの数釣りができた。

メバルを狙いポイント移動

お土産は確保できたのであとはメバルを釣るだけなのだが、ここからが難しかった。とにかく風が強かったので、迷走を続けてなんとかメバルが狙えるポイントに着いたのが10時ごろ。

潮位はかなり低くなってしまったが、メバルの顔だけは見たいとCD-3のアカキンを足元の明暗沿いを狙ってキャスト。時折ライズもあり、雰囲気はいいが、ショートバイトばかりでハリに掛からない。

メバル22cmをゲット

沖の明暗はどうだろうとキャストするも、こちらもパッとしない。恐らく小メバルがつついているだけで、大きいのは不在のよう。

そうなると最後は常夜灯の明かりが届かない所へフルキャスト。方向やレンジを変え、様子を見て中層をスローに引いてくると今までにないアタリ。

アワセも決まり、慎重にやり取りし抜き上げて無事メバルキャッチとなった。サイズも22cmで、満足できるものでうれしい本命ゲットとなった。

冬の陸っぱりライトゲーム本番 アジ&メバル両本命を手中【三重】22cm のメバル(提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤太盛)

メバル2匹を追釣

ここから連発といきたいところだが、潮位もかなり低くなり反応も少なくなるなかで、なんとか20cmアップを2匹追加するのが精いっぱいだった。

冬の陸っぱりライトゲーム本番 アジ&メバル両本命を手中【三重】メバルは後半に3匹キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤太盛)

ようやく冬らしくなり、鳥羽近辺のメバルも面白くなってきたように思う。これからは寒さも増し、外に出るのもつらいところだが、冬らしい魚を釣って冬を楽しもう。

<週刊つりニュース中部版 APC・伊藤太盛/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
畔蛸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年2月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。