1月25日、天気も良さそうなので大型を期待して新居港のわし丸でアマダイ狙いに出船した。良型中心に船中全員安打の釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・植島孝裕)
わし丸からアマダイ出船
最近は大型も出ているようなので期待を胸に港へと車を走らせる。途中で遅い車にブロックされて速度が落ちるが、確実に時間前には到着できるはず。想定通りの時間に港の近くに到着し、食事の買い込みとトイレ、そしてエサを買って港へと向かった。
しばらくすると常連のTK氏とOT氏が到着。他に2人のお客さんがおり、合計5人で出船となった。
全員でじゃんけんをして私は2番目。TK氏が胴の間、OT氏はミヨシ、私はトモという順番で着座する。左舷側はかなりの守りなので、アマダイもここを避けては通れない感じだ。
道具は毎回同じ感じ。仕掛けが少し軽くて釣果が厳しかったことに気づき、今回はサルカンを微妙だが安定性のいいものにしてある。
早々に船中アマダイ顔出し
船は午前7時すぎに出船してポイントへ向かう。最初は波がなかったが、途中からはわずかに風があり波もある。それでも困るという感じではない。やがてポイントに到着して早速釣り開始。まだ風があるが、それでもナギていく方向なので気分は楽だ。初回のお客さんも安心して釣りができる状況だ。
投入の合図があり、全員が同時に仕掛けを投入する。底に着いたら仕掛け分を巻き上げてアタリを待つ。するといきなり微妙なアタリ。巻き上げる感じではエサ取りのようだが、上がったのは小型のエソ。
TK氏はいきなりのアタリで大型を上げた。私のサオにもアタリがあり、巻き上げ開始。底潮が適度に流れているので、食いも素直に出てくるのだろう。上がったのは小型とミニサイズの一荷物で、久しぶりの同時2匹。サイズは気にしないのでうれしい。
上下する波がいい誘いになっているなと思っていると続いてアタリ。同型クラスを釣り上げ、開始1時間でお土産ができてしまった。TK氏は2匹目もいいサイズ。何だかうらやましい。
船中良型中心に浮上
私も適度にタナを取り直しているとギュンという引き。「あれ?ヘビでも食ったのかな」と話していると、船長から「そんな大きな引きのヘビはいないなあ」という指摘。船長はよく状況を理解している。私としては大型アマダイの確信があったが、上げてみないと分からないので控えめにコメントしたのだが、見抜かれている。
途中でガンガン引くのは大型アマダイの典型。これを楽しんで上げてくるとキロアップの良型。うれしい1匹だ。
右舷でも大型のアタリがあり無事取り込まれた。今日は大型が食ってくる活性と状況のいい日のようだ。船長はポイントを移動しながら次のアタリを狙ってくる。
船中全員安打で満足
手持ちのOT氏がアタリが少ないのを見て船長からのアドバイス。これで大型をゲット。その前に釣り上げていたワラサの同時2匹で少しがっかりした気分だったようだが、これで満足100%になっただろう。
船上は皆さんお土産をゲットしてまったりムード。気温も暖かいので楽しく釣りができている。私は中型を追加。釣果があるので新しい場所を探して移動する。OT氏が良型ハタを釣り上げ、私にもカサゴとハタが釣れた。これは寝かせて食べるとすこぶるうまい。
最後の流しで右舷ミヨシのお客さんにシロアマダイと思われる大きなアタリがあったようだが、途中でバレてしまった。