初釣りは東京湾剣崎沖のマダイと決めているので、1月4日(土)、剣崎松輪の瀬戸丸から釣行。まずまずの釣果が上がり、幸先がいいスタートになった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)
瀬戸丸でマダイ狙い
鈴木船長の操船で7時少し前に港を出た第21瀬戸丸は、少し波っ気がある海上を下浦沖のポイントに向かう。この日は釣友4人と乗船。右舷トモから黄木さん、私、嶋村さん、藤田さん、石川さんが並ぶ。
嶋村さんは釣り歴1カ月で船釣りは2回目。ほかはかなりのベテランだが、当日は初心者が健闘、ベテランが舌を巻く好釣果を上げた。
船長の指示ダナはハリス10m換算で上から50~51m。ビシを下まで落とすと怖がって魚は逃げる。散らさないためにも「海面からのタナ取りを必ず守って正確におこなうように」と注意がある。
初心者がマダイ3尾
前日はトップ5尾だったらしいが、朝方は水温が下がったせいかアタリがなく我慢の釣りを強いられる。8時すぎに左右ミヨシで本命が上がり、「そろそろ食いが立ってきたか」と全員のコマセを振る手に力が入る。
9時少し前に左右のミヨシ寄りで連発した後、同行の嶋村さんにアタリ。仲間5人のトップを切って本命をゲットすると、そのまま連チャン。私も黄木さんもまだ1尾も釣れない段階で3尾ゲット。
前回の初めての釣りの時にもマダイを2尾とヒラメまで上げたらしく、初心者とは思われぬ活躍を見せる。
カンパチやカイワリも
続いて掛けたのは石川さん。古くから通うだけに余裕のやり取りをみせて本命を上げると、正体不明の大物を掛ける。ジワジワと上げてくるが、残り少しで切られるハプニング。それでも本命2尾とカンパチやカイワリを上げて気を吐いた。
9時半に藤田さんが1尾目をゲット。嶋村さんの同僚で師匠でもあり、当日の朝方は付きっ切りで指導。弟子が上げたのを確認してから本番突入ということで、まずは1尾。さらに10時までに2尾追加で、終わってみれば合計4尾。仲間うちではトップになり、実力のほどを見せてくれた。