まいど、いらっしゃい!毎日寒いねー。
寒の時期の魚って、脂がのっておいしくなるんですよねー。
特においしいと感じるのが、磯のグレ(メジナ)。
寒グレって言われるぐらいやからね。
普通に釣れるグレの種類には、口太と言われるメジナと、尾長と呼ばれるクロメジナがいて、特に寒の時期においしいのが口太。
それに対し、尾長は年中おいしいという特徴を持ってますわ。
今回は口太がよく釣れたので、たたきを作ったんで、食べていって!そら、ウマイで!!
グレのタタキの作り方
まず下処理はいつもの行程と同じでよろしい。
3枚におろし、頭や中骨はあら炊きやあら汁に。
お腹の中が脂で白くかたまっている、特に脂がのっているグレは、尾ビレをチョンと切ることで、「超うまいグレ」として、他と区別しときます。
これを使えばそら、おいしいたたきができ上がりますわ。
金串を最低でも4本用意し、皮をまな板に当たるように乗せて、皮と身の間に金串を打ちます。
皮目だけをじっくりとあぶっていく。
ガスコンロの火をつけ、皮目だけをあぶります。
軽くではだめで、じっくり焼くという感じ。
特に皮の硬い口太は、念入りにあぶるのがベスト。
多少焦げても、かおりづいて、香ばしくなるので、気にせずに。
脂がバチバチ飛び散るので、後の掃除はこまめにしないとね。
大きな口太ほど、皮が硬いので、念入りにあぶるのがコツですわ。
その点、尾長は皮も軟らかく、口太ほどあぶらなくてもよろしい。
あら熱を取り、冷蔵庫へ。
焼けたら、さっと流し水に皮目だけを当て、あら熱を取り水分をふきとり冷蔵庫へ入れ、全体に冷まします。
さばいた分だけ同じ工程で。
次は、中骨をカットして、背の身と腹身とに分けたら、皿に大根のケンをけっこう厚めに敷き詰めます。
その上に、そぎ切りしたグレの身を並べます。
薬味を乗せていく。
並べ終えたら、今度は薬味を乗せていきます。
大葉の千切り、ネギやわけぎの小口切りは絶対必要。
他にカイワレ大根、パプリカの赤と黄色は、彩りもよし。
そして、欠かしていけないのがニンニクとショウガのみじん切り。
ぱらぱらとふって薬味はオーケー。
最後は、もみじおろしを散らすか、なければ七味や一味をふり、辛味を利かせます。
好みのポン酢をたっぷりとふりかけたら完成。
皿に敷いた大根のケンがポン酢を吸うので、たっぷりふること。
食べるときは、ポン酢を吸った大根のケンと一緒に薬味と身を口に放り込めば、口の中はパラダイスでっせ!
<安田明彦/TSURINEWS編>