1月28日、大分県杵築のSOYAMARU(ソウヤマル)に釣り仲間の比嘉さんと一緒にタチウオ釣りに行ってきた。
ポイントはベタナギ
前週まではいよいよ終盤というような釣果が続いていたのだが、今回は潮が起き上がってくる潮、そして中潮と条件もよくシケの合間の出船に期待してポイントに着くとベタナギ。
これはイケるかもと、早速、仕掛けを落としていく。
最初のポイントは水深140~150m、指示ダナ130mでスタートとなる。
エサはサンマとタチウオの塩漬け、テンヤは50号だ。
すると、1投目から即アタリがでて、即フッキング。
指幅3~4本クラスが連発する。
ここ数週間のことを考えると、よくアタリがあるのだが、これだけ釣れると型も狙いたくなるのが釣り人の心理。
良型求め、ポイント移動。
それを船長も察知してくれたようで場所移動、水深160~200m、指示ダナ150mで再開となる。
すると一気に押さえ込んだり、サオ先を大きく跳ね上げたりと大型タチウオのアタリが連発。
そして上がってくるタチウオも指幅5~6本が中心で、中には指幅7本のドラゴンも上がってきた。
このポイントは終日アタリがあり、まるでハイシーズンのような現状に釣り人の皆さんもかなり楽しまれていた。
ただ、途中少しアタリが遠のいたり、食い渋りがあったのだが、そんな時はテンヤのヘッドカラーを替えてみるとよくアタってきていた。
通常は夜光タイプを多用するのだが、反応がなくなった時はイワシカラーのあまり発光しないタイプに替えてシルエットをハッキリ見せることで反応を高めることができ、釣果につなげることができた。
結局、終日掛かりっぱなしの状態で釣果も37尾と楽しめた一日だった。
今季からタチウオ釣りを始めた比嘉さんもいろいろアドバイスを受けながら指幅6本のドラゴンを釣り上げ、満足な釣行にすっかりハマってしまったようだった。
なお、水深が深いため必ずサミングをしっかりしないと良い時間帯に釣りができないこともあるため、ラインが斜めになった場合はスプールを完全に押さえて10~15秒待ってからまたフォールさせるようにしてほしい。
お互い絡んで時合いを逃さないための作業だ。
終盤のタチウオだが、潮と時合いを船長に確認してから予約するとドラゴンとまだまだ楽しめそうだ!
<週刊つりニュース西部版 APC・伊藤隆介/TSURINEWS編>