寒さも厳しくなり海に行く気力もなくなってきた軟弱な私。しかしそんな時に助かるのが都会のビッグゲーム、コイ釣りだ。1月21日、愛知県小牧市を流れる大山川に釣行した。
表層をゆっくり泳いでいるコイ発見!
午後3時に自宅を出発し、約5分であっという間に到着。
川の様子を見ると表層をゆっくり泳いでいるコイを発見。
早速コンビニで買ってきた食パンを小さくちぎって上流からまく。
ここで注意点は魚のいる場所へ直接撒かないこと。
警戒心が強く、底に沈んでしまうことが多いからだ。
しばらくすると活性が上がり捕食し始める。
これを見て大きめのパンをハリに付けて上流から流していく。
さしエサはまきエサより大きく付けるのがポイントで、コイは大きいパンから食べることが多い。
捕食ゾーンにエサが流れ着くと、コイが大きな口を開けて吸い込んだ。
思い切りアワせるとドラグがうなりを上げる。
パワフルな引きでなかなか姿を見せない。
ポンピングで寄せてキャッチしたのは60cmクラスのコイだ。
小型とはいえ良いファイトをしてくれた。
まだまだ水面はざわついているので、まきエサをせず捕食ゾーンへキャスト。
しかし水面まで口を見せるが吸い込むまではしない。
直接キャストはダメなようだ。
掛かったコイがジャンプ!
細かくちぎったパンを上流にまくと捕食がまた始まる。
付けエサを流していくとすぐにヒット。
その瞬間、掛かったコイがまさかのジャンプ。
長年パンプカ釣りをしているが、こんな経験は初めて。
ドラグを鳴らして大暴れする。
上がったのは丸々太ったコイ70cm。
素晴らしい引きに私も満足だ。
大暴れをさせて場が荒れてしまったと思い、しばらく様子を見る。
するとお構いなしにまだコイたちはエサを探している。
やる気満々のコイに私までやる気満々だ。
まきエサを流し、同時にさしエサを流してみる。
すると狙い通り大きなさしエサ目がけて吸い込んでヒット。
この川のコイは流水で鍛えられていて引きが強く面白い。
何度寄せてもドラグを鳴らして走ってしまう。
我慢して寄せてネットイン。
70cmオーバーのヘビー級をゲット。
さすがに短時間で3匹連続で取ると腕の疲労もたまってきた。
最終ファイト開始
ラスト1匹と決めて流していく。
できれば80cmオーバーを釣りたい。
捕食ゾーンに入りズボっと音を立てて吸い込んだ。
大きくアワせてヒット。
軽快にドラグを鳴らしていく。
腕の力もこの1匹で限界。
魚の向きをコントロールし、ファイト時間3分でネットイン。
残念ながら75cmと80cmは超えなかった。
午後4時納竿。
たった1時間で4匹という好釣果に大満足だ。
身近な川でチョイと出かけてササっと釣って帰ることができるコイ釣り。
初心者から上級者まで楽しませてくれるビッグゲームに挑戦してみてはいかが。
<小牧市・鈴木大輔/TSURINEWS編>
県道102の航空自衛隊前交差点北上。