三連休の最後となる11月4日(月)、会社の後輩3名とホームグラウンドである須磨一文字堤防へ青物を釣行しました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・野間 洋)
須磨一文字堤防でノマセ釣り
今回の狙いはノマセ釣りによる青物。 当日の天気は絶好の釣り日和。潮汐は小潮ではあるものの、それなりに干満差もあり上げ潮(西流れ)のチャンスに期待。良い釣座を確保するため少々早く4時前に渡船場へ到着。着いてみると他のお客さんはそう多くなく4名ほどだったこともあり、希望通り3番西へ上がりました。
活きエサの豆アジをサビキで狙う
ノマセ釣りはエサとなる豆アジが釣れないと成立しません。しかも最近アジがなかなか釣れない状況が続いており、不安のなかメンバーは早速サビキ(アミエビ)によるアジ釣りを開始。夜明け間近頃になるとぽつぽつアジが釣れ始め、メンバーのノマセによる青物の期待度が一気に上がります。
当日のノマセ釣り仕掛け
シーズン序盤である8月~9月であれば、さほど魚のサイズも大きくないので磯竿2号、道糸ハリス共に3号で十分ですが、このシーズンともなるとメジロ・ブリクラスも出るので強いタックルを選定しました。ちなみに釣行1週間前の10月27日に別の友人が同じ場所で88cmのブリを上げたとの情報もあり今回のタックルは次の通り。
回収中にヒット!
サビキで釣ったアジをハリに掛け釣行開始。潮は上げに入り西流れとなり、堤防西端から流しやすい状況。過去の経験からあまり遠くに流してもヒットする確率は低いと判断し、仕掛けを流す範囲は足元から隣の4番堤防の沖付近としました。 6時半頃4?5回目の仕掛けを流し、回収中にリールのハンドルをゆっくり回しながら、”魚の視界に入って食ってくれないかなぁ”と思った矢先、竿先が一気にひったくられ、すかさずアワセを入れるとずっしりした重量感!
強引をかわし68cmメジロ
竿が弧を描きリールのスプールがジー!とドラグ回転音と共に道糸が出ていきます。やりとりの最中にドラグを締込みながら慎重かつ強引に何度も突っ込まれるのを交わし68cmのメジロがタモに収まりました。
ハマチにヒラメまで!
それからはメンバー4人アタリなく時間が経過しましたが、10時頃後輩の一人のウキが気が付くと見当たりません・・・。サポートのためそばに駆け寄り見ているとリールのスプールから道糸がスルスルと出ていってます。十分にノマセたことを確認しリールのベールを起こし大きくアワセを入れがっちりフッキング。魚の引きを楽しみながらなんとか43cmのハマチを仕留めました。 その後2時間が経過した12時頃、同じ後輩がまた竿を曲げています。駆け寄ると大きなヒラメが水面化に見えました。すかさずタモを入れ測定したところ45cm! 本人は過去これほどの釣果に恵まれたことがかつてないようで、共に40cmオーバーのハマチにヒラメが捕れたことにご満悦。
今後の展望
水温低下と共にエサとなる豆アジも釣れなくなり堤防からのノマセ釣りのシーズンは終盤に向かいますが、活きエサにかなうエサはありません。今回ヒラメが釣れたように大型の魚も狙えると思いますので是非皆さんチャレンジしてみてください。
<野間 洋/TSURINEWS・WEBライター>
須磨一文字
場所:神戸市須磨区