ボートキャスティング&ジギング ワラサにサゴシと青物連発!【愛知】

ボートキャスティング&ジギング ワラサにサゴシと青物連発!【愛知】

山茶花(さざんか)が咲き誇り、木枯らしに吹かれて花びらが舞い降りる季節。浅場で大型青物が狙えるキャスティングゲームも、まもなく終盤を迎えようとしている。そんな11月9日、釣り仲間の高橋さんが所有するボートで愛知県・飛島村の筏川から午前6時半に出船した。

愛知県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・川中みちよ)

アバター画像 TSURINEWS編集部

船釣り

鈴鹿川沖でオフショアキャスティング

ボートキャスティング&ジギング ワラサにサゴシと青物連発!【愛知】当日のタックル(提供:週刊つりニュース中部版 APC・川中みちよ)

当日の同船者は関東から遊びに来ていた船長の親友の中村さんと、船長が熱い信頼をおいている弟分の若森さん。風速5mの強い北西風のなか、ポイントに到着した。

最初のポイントは鈴鹿川沖の15mライン。海面には小魚が追われ、海鳥たちが群がる。

この釣りは飛距離が釣果を左右する。垂らしを長めにして遠心力を有効に使うのがコツだ。私はピンテール・サゴシチューンのイワシカラーをキャスト。リトリーブするだけでオートマチックにイレギュラーアクションを起こすので、女性の私でも手軽に扱える。ファストリトリーブでも水面から飛び出さず、メタルジグのように沈みすぎることもない。

船中サゴシにハマチが連発

ボートキャスティング&ジギング ワラサにサゴシと青物連発!【愛知】いい引きを見せる(提供:週刊つりニュース中部版 APC・川中みちよ)

ここで早速若森さんがサオを曲げた。上がってきたのは光り輝くスマートなサゴシ。彼はその後もサゴシを連発。さらにハマチも抜き上げて絶好調だ。

中村さんはハマチ入れ食い。釣れた魚は高橋船長が手際よく絞めていく。私も明確なアタリに顔がほころび、3人の笑顔に包まれながらハマチのヒットを楽しんだ。

ジギングに変更でワラサ登場

潮止まりを迎えたところで、30mラインに移動してジギングを開始。いつの間にか海はなぎ、ポイントには大船団。伊勢湾で人気の高いTGベイト60gのイワシカラーを投入すると、ゴンとアタリはあるもののヒット率が悪い。そこでテール側にトリプルフックを追加すると、よく釣れるようになった。

ジギングでも安定してハマチが上がるなか、突如中村さんのサオが絞り込まれる。最初本人はエイだと思っていたようだが、水面に顔を見せたのはワラサ。ゆっくりと寄せたところで、若森さんがタモ入れ。丸々と太った67cmのワラサに、船上は歓喜にわいた。

ボートキャスティング&ジギング ワラサにサゴシと青物連発!【愛知】ワラサが登場(提供:週刊つりニュース中部版 APC・川中みちよ)

クーラー満タンで大満足

ほどなくして大型のクーラーも満タンとなり、釣行は終了。今回はサゴシ連発の若森さんがサオ頭となった。

キャスティングゲームは危険を伴う釣りだ。万一事故が起きれば、楽しいはずの釣りが一瞬にして台無しになってしまう。キャストの際は十分に注意し、周りの状況を確認することを怠ってはならない。そこで最低限そろえておきたい装備がある。

1つ目は偏光グラスだ。これは、紫外線を遮るだけでなく、ルアーが飛んできたときに目を保護する役目も果たす。

2つ目は帽子。これは頭部を保護するだけでなく、余計な日差しを遮って良好な視界を確保するためにも必要だ。また、合わせてフェイスマスクも愛用している。紫外線は女性の大敵。遮るものがない船の上では、秋とはいえ油断はできない。

釣行時はなるべく露出を避け、ケガや事故防止につなげたい。ファション性の高いアイテムを取り入れるのもまた、釣りの楽しみではないだろうか。

ボートキャスティング&ジギング ワラサにサゴシと青物連発!【愛知】青物ずくしの釣果!(提供:週刊つりニュース中部版 APC・川中みちよ)

<週刊つりニュース中部版 APC・川中みちよ/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年12月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。