【2019冬】大阪湾テンヤタチウオの傾向と対策 連続釣行から考察

【2019冬】大阪湾テンヤタチウオの傾向と対策 連続釣行から考察

大阪湾の人気ターゲット・船のタチウオだが、いよいよ洲本沖周辺にポイントが絞られてくる時期に入ってきた。夏場とは違って徐々に食い方にも変化が現れる時期に入ってきた。そんな船タチウオの現在の傾向を探ってみた。

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(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

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船釣り エサ釣り

前回釣行時のデータ

11月20日の釣行では淡路島の由良沖、水深90~100m超の深場を攻めたが、ベイト反応がなく広いタナでの拾い釣りとなった。この時はタナに関係なく、大小のタチウオが入り交じって釣れており、エサはサンマに軍配が上がった状況。

参考までにこの日の潮汐は洲本沖で調べたところ

潮回り:小潮
干潮:6時12分(42cm)
満潮:14時43分(128cm)
干潮:21時18分(104cm)
満潮:23時4分(105cm)

となっており、午前便では上げ潮狙いだったが、潮自体はあまり動かなかったイメージ。

釣行当日のデータ

釣行当日の11月24日はポイント自体がかわり、洲本沖の水深90m前後のラインを攻めた。こちらも洲本沖での潮汐を紹介すると

潮回り:中潮
満潮:4時49分(潮位128cm)
干潮:10時31分(62cm)
満潮:16時43分(146cm)
干潮:23時13分(30cm)

となっていた。20日と24日の潮位差としてはあまり大きな差はないが、満潮と干潮の時間がかなりズレている。

15時までの1日便で出船

この日は大阪・堺出島漁港から出船する太丸に乗船して、15時までの1日便。つまり、釣りスタート時は下げ3分くらい、潮止まりを経て上げ7分くらいまでの釣りとなった。結果的に言うと、スタート時の下げ3~5分と終盤の満ち込みにかわってからの時間帯に食い気が立った。

大阪湾のタチウオポイント概説

またまた参考までに下の写真は大阪湾の立体構造模型である。これを見てみると一目瞭然なのだが、大阪湾のタチウオポイントは大きく洲本沖、神戸(須磨)沖、小島沖が有名だ、これらは全て明石海峡や紀淡海峡など海溝になっている部分からのカケアガリエリアである。

【2019冬】大阪湾テンヤタチウオの傾向と対策 連続釣行から考察大阪湾の立体構造模型(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

今季は11月中旬に神戸沖での食いが芳しくなくなった事もあり、現状は洲本沖を中心に船が集結している。今後は、多少の移動はあるかもしれないが、出船すれば紀淡海峡の北側エリアに行く事になると思っていれば間違いないだろう。

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