1月4日(木)、2018年の初釣りで千葉県柏市にある北部手賀沼の手賀大橋付近に夕マヅメ狙いでクチボソやタナゴなどの小物釣りに出かけた。
温排水が出ている場所は数釣りが期待できる
ポイントは真冬に手賀沼温泉の温排水が出ている場所。
そこは小魚の溜まり場となっている。
魚の活性は高く、数釣りが期待できる。
風が弱まってきた午後3時30分過ぎに到着。
日暮れまでの小一時間の勝負だ。
温排水が出ている土管の上に釣り座を取り準備を始める。
水深は1.2m前後。
水は薄濁り。
水は温かく20度近くありそう。
上層から宙層に小魚の群れが確認でき、相変わらず魚影は濃そう。
目の前で小魚を捕食するカワセミがダイブする姿にしばし見とれてしまう。
土管前の群れの近くに振り込んでみる
タックルは1.3mのカーボン製タナゴ竿にタナゴ用シモリ仕掛けをセット。
ウキ下50cmでウキがゆっくりと沈むように浮力を調整する。
エサは『野釣りグルテン/マルキユー』を軟らかめに仕上げてハリ先に2mmくらいにまとまるように付ける。
土管前の群れの近くに振り込むと、沈みかけたエサに魚が一斉に群がってくる。
ウキ全体がスーッと横に引かれる明確なアタリ。
竿をそのまま立てると7cmのクチボソが上がってきた。
続けてイトウキだけが横に引かれる微弱なアタリで同型を連釣。
その後は派手な横引きのアタリが多くなり、この魚やモロコが入れ食いに近い状態に。
型は3~5cmと小さいが、次つぎと波紋を描いて躍り上がってくる。
ひったくるようなアタリが目立つように
しばらくこれらの相手をしていると、タナゴの群れが浮上してきてウキをつつくありさま。
食いアタリなのか読めないので思いきってタナを20cmに詰め、群れの外側にエサを投入。
すると、ひったくるようなアタリが目立つようになり、うまくアワせると3cm前後のオカメタナゴがぽつぽつと釣れた。
日が落ちて薄暗くなり始めた4時30分過ぎ、左の枯れ藻の手前でキラキラとヒラを打ち始める。
タナゴも交じっていそうだ。
そこにエサを投入すると、6cm前後のクチボソとタモロコが交互に釣れる。
タナゴはたまに釣れる程度だが5cm前後と型がよく、小気味いい引きを堪能。
ウキが見えなくなる5時過ぎまで粘って納竿した。
釣果は2.5~7cmのクチボソとモロコが21尾に3~5cmオカメタナゴが13尾。
魚は釣れるたびにリリースした。
タナゴは数が伸びなかったが、夕マヅメの短時間でもクチボソなどを含めて数釣りを楽しむことができ、無事に初釣りを済ますことができた。
<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
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