娘のアジ釣りのリクエストに応え、10月20日(日)、東京湾金沢八景・弁天屋のLTアジの一日船で釣行して来た。当日は、38cmのアジ筆頭に35尾。釣果は刺身やなめろうで舌でも堪能した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・針生芳昭)
弁天屋でLTアジ釣行
娘の「アジ釣りに連れてって」の一言で、父は一生懸命、考える。タックルがレンタルできて、ポイントまで近く、初心者を大切にしている船宿が望ましい。
東京湾金沢八景の弁天屋のLTアジは午前船と午後船と一日船の3種類。初心者や気軽に楽しみたい人は、午前船か午後船。長時間しっかり楽しみたいなら一日船がいいだろう。
娘の友人を含めた3人で船に乗り込む。休日だけあって右舷13人、左舷13人で大盛況だった。
東京湾LTアジの釣り方
私はあまりLTアジの経験がない。隣に座っているベテランの亀田さんにレクチャーしてもらい、とても助かった。内容は以下の通り。
【アジが底上2mに群れている場合】
1.ビシにコマセをゆったり目に詰めて投入
2.着底後、イトフケを取ったら1m海底を切る
3.竿を15cm幅で振ってコマセを出す
4.さらに1m上げてステイ
ポイントによってタナが3mだったり4mだったりするので、状況に合わせよう。
さしエサ
7時30分に出船。天気は曇り、風は穏やかで釣り日和。潮は濁っている。最初のポイントに到着すると、仲乗りがリールの使い方や釣り方の説明をしてくれる。
40号のビシにコマセを8分目に詰める。ハリには船宿から支給された赤短と、1cmほどにカットした青イソメを付ける。
仕掛けを吹き流してから、ビシを投入。仕掛けが絡まないよう気をつける。
タナ取り
船長指示のタナを維持しながら、亀田さんのコマセワークをマネる。派手に竿を動かすのではなく、竿先を15cmほど軽くあおる程度だ。海中に漂うコマセの帯に、エサの赤短と青イソメが同調するようにコントロール。
竿先にでるクックッの小さいアタリが心地いい。ミチイトのマーカーなどでアタリダナを確認しておく。数十cmズレるとアタリがなくなるので注意。
中型主体で絶好調
いつも船中のどこかで魚が取り込まれている。亀田さんはコマセワーク~取り込み~落とし込みまでスムーズで、快調に数を伸ばしている。さすがは上級者だ。
掛かる魚は中型の丸々太った美味しそうな個体が多い。時折、ダブルがあり絶好調。
娘と友人も、開始早々から順調。父として、これでひと安心だ。寝つきの悪い娘が船酔いしないか心配だったが、酔止めを車に乗り込む前と船に乗り込む前の2回飲んでいたのがよかったのか問題はなさそう。
大型35㎝のアジが連釣
午前中はよく釣れたが、午後になると勢いはなくなる。ポイントをひんぱんに変えながら、拾い釣りの状況だ。
最後のポイントで、私に大型のアタリ。タモ取りを亀田さんにお願いするが、ハリスは1.5号で切られそうだ。無事に上がって来たのは35cm。その直後にも同級を追釣する。
亀田さんから「今の時期はハリス2号を使った方がいいですよ。大型が掛かる事がありますから」のアドバイスをもらった。