釣り座の整理整頓が大事
参加者は、深場釣りは初めて、エサ釣り自体初めてという人も3人。
FMヨコハマ「ザバーン」のDJ・井手大介さんも参加。
講師には、アルファタックルのフィールドスタッフ・テル岡本こと岡本光央さんをお招きしました。
「なるべく早く集まってほしい」という高橋船長の要望があり、午前5時前に集合。
同30分に乗船すると高橋船長が釣り座を回り、一人ずつタックルチェックとアドバイス。
全員の確認が終わるとミヨシに集め、釣り方のレクチャー。
私が一番重要だと思うのは「仕掛けが並んでいる下のタナに物を置かないこと」。
ハサミなど置いておくと、ハリスに引っ掛けて海に落としてしまうことがあり、さらにハリスが絡むと、その回の投入はおあずけになることも。
深場釣りが初めてという今瀬さんは積極的に質問し、船長がていねいに答えていました。
深場釣りは一見難しそうに思えますが、船長のいった手順を把握していれば難しいことはありません。
釣り方は簡単で、オモリが着底したら指示ダナを探るだけ。
「オモリを底に着けておいても食わないから」と説明。
また、アタリがあっても勝手に巻き上げてはダメ。
船長の指示があるまでそのまま待つ。
アドバイスをしっかり頭に入れ、6時に出船。
「1時間ほど走りますから、準備ができたらキャビンに入って下さいね」とアナウンス。
私は外にいたため、冷たい風で体を壊してしまいました。
船中続々と多点掛け!
ポイントの沖の瀬に到着してからもずっとキャビンにいましたが、中は広くてきれいでとっても快適。
ポットがあり、カップラーメンやコーヒーを自由に食べたり飲むことができます。
電子レンジもあるので冬の釣行の強い味方。
キャビンが苦手な人でも快適に過ごせますので、私のように我慢して外にいるのではなく、長く走る場合は無理せず入ることをオススメします。
この日は1投目と3投目がよく、深場釣りのベテラン今福さんはなんと9点掛け。
初チャレンジの原田さんも良型の4点掛け。
船中ぞろぞろと多点掛けを披露。
ここで全員がキンメをキャッチすることができました。
しかし4投目からは潮が動かず、アタリがなくなってしまいます。
潮が止まると釣れるカラスザメのほか、スミヤキ(クロシビカマス)やサバ、ユメカサゴなどのゲストがポツポツ。
最後の流しまで本命の姿は現れませんでした。
後半は厳しい釣りになりましたが、「潮のよし悪しは海に出てみないと分からない。それが深場釣りの面白さでもある」と川嶋さんは言っていました。
帰港後は堤防で総評。
岡本さんや船長からコメントをいただき散会。
同イベントはこれで終わりではなく、この日釣った魚を相模原市田名にある、持ち帰り専門の寿司屋・御用寿司の住吉さんがお寿司に。
翌日、同店で渡すのがこのイベントの目玉。
来店した参加者は、自分で釣った魚が美味しいお寿司になり、ご満悦の様子でした。
<江成千鮎/TSURINEWS編>