広域解禁を迎えた外房大原のヒラメを狙って、10月5日(土)、大吉丸を訪れた。集まったファンは私を含めて10人、左右舷5人ずつ分かれて乗り込む。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)
本命を続々とキャッチ
右隣に座る安藤さんもレギュラーサイズを立て続けに取り込み「水深が浅いので引きが強くスリル満点。ヒラメは3回目だがきょうが最高」と折しも取り込んだ魚を掲げてくれ、満面の笑み。
左舷トモの小野さんも同サイズを取り込み「前半はまったくアタリがなく、オデコを覚悟しましたが、対面できて本当によかった」と安どの笑顔。
3.7kgの良型やマハタも登場
「こいつはでっかそうだ」の突然の声に右舷側をのぞくと、トモ2番に座る古谷さんが大きく曲がった竿を抱え、懸命に巻き上げている。船長も周りの釣り人達も「慎重に上げてよお」と盛んに声をかけ見守っている。
やがて良型がゆったりと浮上してきて、無事にタモに収まった。古谷さんは「ハリ掛かりの瞬間から良型を確信したよ」と3.7kgをキャッチ。
右舷胴の間の西村さんも絶好調だ。肉厚な食べごろサイズを次つぎに取り込み、前半に取り込んだマハタとともに両手に花のポーズで至福の笑顔。
誰もが後半に訪れたハイライトを満喫し、満足げな笑顔で11時の沖上がりを迎えた。
当日の最終釣果
船中釣果は0.5~3.7kgを2~7尾。ゲストにはマハタ、カンパチ、イナダ、ガンゾウビラメなど多彩な顔触れが上がった。
ヒラメの竿頭は西村さんで、船中のトータルは40尾。私もヒラメ3尾とマハタ1尾を確保し、解禁に花を添えることができ大満足。
同沖のヒラメの魚影は濃い。点在する好ポイントに精通する船長が案内してくれるので、ビギナーも存分に楽しめそうだ。ぜひ、高級魚のヒラメにチャレンジしていただきたい。
<週刊つりニュース関東版 APC・大村隆 /TSURINEWS編>