沖波止タチウオ釣行で97cm頭9匹 テンヤ釣り&電気ウキで【堺港】

沖波止タチウオ釣行で97cm頭9匹 テンヤ釣り&電気ウキで【堺港】

大阪湾各地の波止でタチウオの情報が飛び交い始めた。そこで、今シーズン3回目の波止タチウオ狙いで訪れたのは、大阪・堺港の沖波止である新波止。釣れ出しは遅かったものの、引き釣り中心に時合いを逃さず、久しぶりに満足の釣行となった。

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(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

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海釣り 堤防釣り

リベンジの波止タチウオ

波止タチウオだが、実は今シーズン2回ほど行ってる。結果はどちらも貧果。釣れるには釣っているのだが、2尾程度の釣果だ。その2回とも状況としては夕方5時過ぎが満潮の潮止まりで、1番の時合いに潮が動かないと言う悪条件だった。今回は天気と潮を見つつ、前日までの釣果も見ての釣行だ。

当日の潮は中潮で満潮が午後8時半。迎えの船が午後8時なのでちょうどいいし、天気は曇りだ。

2種類のタックルを準備

午後3時の船で新波止に渡り、曇っているのでタチウオの食いだしが早いだろうと思い、早速仕掛けを組んでいく。

沖波止タチウオ釣行で97cm頭9匹 テンヤ釣り&電気ウキで【堺港】当日乗船した夢フィッシングの渡船(提供:WEBライター・山本俊介)

今回のタックルは2セットを用意した。

テンヤ引き釣り用

一つはテンヤでの引き釣り用。これはロッドがエメラルダスMX89M・EにリールはエメラルダスMX2508PE-DHとエギングタックルを転用。PEライン0.6号にテンヤはチャタータイプをチョイスした。

沖波止タチウオ釣行で97cm頭9匹 テンヤ釣り&電気ウキで【堺港】引き釣り用タックル(作図:TSURINEWS関西編集部・松村)

ウキ釣り用

もう一つはウキ釣り用で磯竿1.5号にリールは2500番クラス、道糸2号に市販の水平2本バリ仕掛けでエサはキビナゴを使った。

沖波止タチウオ釣行で97cm頭9匹 テンヤ釣り&電気ウキで【堺港】当日使用したキビナゴ(提供:WEBライター・山本俊介)

暗くなるまではテンヤ釣り

普段からタチウオを狙う時は、夕方の時合いが終わるまではテンヤでの釣り、暗くなってからは電気ウキで釣る感じだ。去年のイメージだと4時過ぎからアタリが出るのだが、今年はちょっと遅い感じで、6時前後になってからようやくアタリが出始めると言う情報だ。

それでも様子見で、底からゆっくりと探っていくが、当日も曇り空とはいえ明るいので反応はなし。しばし、時間が経つのを待って5時半頃から集中して釣り始めた。

内向きでファーストヒット!

当日は沖向きに向かっての追い風だったので、投げやすくいい感じだったが、海はというと…ベタ凪で潮が動いてない感じ。これはまた微妙だなあ…と思いつつ、投げては探っての繰り返し。ところが、暗くなってきてもアタリが全然ない…。

そこで風は正面からだが、海はざわざわしてるし潮も動いてるので内向きでやってみると、一投目から反応あり。まさか、いきなりアタリがあるとは思わず、ビックリして掛からなかったが、2投目にはキッチリ食ってきたのをアワせる事ができた。

30分間連チャンでヒット

カウント的には6~7なので、気持ち深いかなあ…という程度。このタナで30分ほど連チャンでアタり、合計6尾のキャッチに成功した。時合いが過ぎるとアタリも減ってしまうので、そのタイミングで電気ウキを投入する。タナは2ヒロ半の半遊動仕掛けだ。

この時点で7時くらいだったので、小一時間は電気ウキでやりつつテンヤも投げてみる。テンヤで完全に底まで落としてゆっくり巻いてくると、ガツンッと一発底の方で食ってきたのが、当日の最長寸97cm。1mまで3cm足りない立派なタチウオだった。

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