年に1度は訪れたい川がある。日本で唯一、カラフトマスを釣ることができる北海道の道東・標津町を流れる忠類川だ。ヒグマは怖いが、遡上したてのシロザケのパワーと背っぱりになったカラフトマスの格好よさに魅了されたなら、誰でもシーズンが待ち遠しくなる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)
今後の展望
遡上が悪く、貧果を覚悟していたが来てよかった。釣果は伸びたが、魚影はかなり薄い。魚がいる場所は限られ、産卵場所のザラ瀬や遡上時に休憩場所になる淵など、的確にポイントを見つけないと釣果は望めない。それでも、魚のいる場所では、比較的口を使ってくれるので、釣果は場所次第のように思う。
釣行当日の羅臼沖の漁では今年一番の漁獲量だったとのこと。やっと知床の海にサケが戻ってきているようだ。
標津の海にはまだその回遊は届いていないが、10月中旬になればシロザケの遡上がピークを迎えるものと思われる。
<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
忠類川
場所:北海道標津町