そらなさゆりが相模湾アマダイ釣りへ挑戦 誘い後の『間』で釣果に差

そらなさゆりが相模湾アマダイ釣りへ挑戦 誘い後の『間』で釣果に差

9月19日(木)の早朝は気温17度。秋らしくなり、アマダイのシーズンがやってきました。と、いうことで、相模湾片瀬のまなぶ丸から挑戦です。釣果の秘訣は、小突いた後の「間」。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 そらなさゆり)

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船釣り エサ釣り

まなぶ丸にてアマダイ釣り

6時ごろ港に到着。まなぶ丸に行ってみると、三ヶ部学・大船長と康介・若船長が元気よく出迎えてくれました。

船着場に行くと、平日にも関わらずお客さんがたくさん。ほとんどが常連さんで、アマダイ船上は朝から和気あいあいの雰囲気。釣り座は右舷胴の間に決定。操舵室の真横はアドバイスをすぐに聞けるのでラッキーです。

当日のタックルと仕掛け

6時半、お客さんが全員そろって出船。この日は晴天のナギで、風は涼しくなんとも心地いいです。航程15分ほどで最初のポイントに到着。

水深は113mです。リールは電動、ミチイトはサンラインのシグロンPEX8の3号。1mごとにマーカーがはいっているので、タナを取るのに便利です。オモリは船中統一で80号。

オキアミのシッポをハサミで切り取り、そこから背中に沿わせてハリ先を入れていき、お腹の方に抜く。エサが丸くなるように装餌してしまうと海中で回転してしまいます。ハリスがよれる原因になるので、できるだけ真っすぐになるよう、ていねいにエサ付け。

そらなさゆりが相模湾アマダイ釣りへ挑戦 誘い後の『間』で釣果に差エサ付けは丁寧に(提供:週刊つりニュース関東版 そらなさゆり)

尾羽根を切るのは手(爪)でもいいですが、ハリを刺すときにオキアミが潰れてしまうことがあるので、ハサミを使って奇麗にカットすることをお勧めします。

ハリ先がスムーズに入っていくので、理想的なエサ付けができますよ。

ゲストは好反応!

いざ、仕掛けを投入。オモリが海底に着いたらイトフケを取り、砂を舞き上げるイメージで底をトントンたたきます。

そらなさゆりが相模湾アマダイ釣りへ挑戦 誘い後の『間』で釣果に差早速アタリが(提供:週刊つりニュース関東版 そらなさゆり)

何度か小突いたら、砂の煙幕に仕掛けをなじませる様に巻き上げます。どのくらい上げるかは底潮の速さで変わってくるのですが、ひとまず1m上げて様子をみます。

最初に釣れたのはオキトラギス。次は良型ベラ。これらが釣れるということは、仕掛けが低すぎるということでしょうか。掛かる魚は仕掛けの漂っているタナを教えてくれるので、ゲストにも注目です。

44cmアマダイ船中登場

2つ右隣の常連さんの竿が大きく曲がります。何が上がってくるのかドキドキしながら見ていると、44cmの良型本命。

そらなさゆりが相模湾アマダイ釣りへ挑戦 誘い後の『間』で釣果に差良型アマダイ(提供:週刊つりニュース関東版 そらなさゆり)

「オッチャン、ええなー!」。

その後も1人だけポンポンと本命を釣り上げる常連さん。こちらはうんともすんともだったので、ポイント移動の時にコツを教えてもらいます。「すごいですね!」と声をかけると「釣り座がいいんですよ」と謙虚。「まなぶ丸に通うことが大切ですね」と船宿を持ち上げます。

人間性も勉強になりました。

釣り方に関しては「小突いた後の間が大事」とのこと。魚に食わせる間が大切なようです。

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