何かと慌ただしい12月。この時期に子どもと気軽に釣りに行ける場所の一つとして挙げたいのが釣り堀。ここでは神奈川・城ヶ島にあるJ'sフィッシングを紹介したい。
子供だってワラサやマダイをゲットできちゃう!
12月2日(土)の午前の部では、小学校1年の村松源斗くんが4kgのワラサを仕留めている。
「前日の夜からこの近くの堤防で竿を出していましたが、なかなか釣れなくて……。そのまま車中泊してこちらに来ました。子どもにとっては初めての大物です」とお父さん。
同所では貸し竿が無料だが、3回目の釣行の相澤さんらは自分の竿を持参(※規定あり)。
潮が動かない時間帯に当たってしまい、「きょうがいちばん悪かった」と言いながらも、シマアジやマダイをゲット。
基本は午前か午後の3時間コースだが、1、2時間の短時間釣行も可能。
福島から来た河合さんも3世代でマダイやシマアジを釣り上げて好土産。
10月14日からシマアジ祭りとして、大放流が続いており、当日も10時に放流されていた。
カンパチも入っている。
今後は水温の低下とともに、2kg級のマハタやヒラメも予定されている。
海洋釣り堀での釣り方
エサは受付で購入したもののみ使用でき、仕掛けは同所オリジナルのものを使う。
エサは練り物と身エサで、それぞれ8種程度。
両種を少なくても1個ずつ買って、ローテーションさせて使うのが基本。
1つのエサだけでは当たり外れがあり、釣果に結びつかない可能性がある。
練りエサは4色あり、直近は茶色系のがいいとのことだが、これも状況による。
数人で行くなら各色をシェアしながら使うと経済的。
エサをハリに付けたら投入。
貸し竿にはウキ止めが付いており、ベストなタナに合わせてあるので、調整いらず。
まったくアタリがないなら、スタッフに聞いてみよう。
なお、投入する際、できるだけ、釣り座の真下から探っていき、徐々に真ん中を狙うようにしよう。
これは、釣り座の下や際、角、日陰になる所に魚がたまりやすいため。
ウキが波で揺れるのとは違う不自然な動きをしたら魚が食い始めた証拠。
軽く消し込むことがあるが、しっかりとウキが沈んでからアワせよう。
同所で規定のハリはカエシがないので、やり取りでは、たるませないように。
竿の角度とテンションを保って巻き上げよう。
施設の紹介
魚を触ったことがないような初心者から、毎週通うベテランまで、さまざまな人が訪れている。
営業時間は午前9時~正午と、午後1時~4時まで。
この午前か午後の3時間コースが基本だが、これより短い1、2時間での釣行も可能。
三崎や城ヶ島の観光ついでに釣りをやってみたいという人にも人気。
仕掛け付きの貸し竿は無料。
釣り座は不公平がないように抽選。
歩いて渡れるイケス式の釣り堀で、海とつながっており、潮の干満の影響を受ける。
そしてキビナゴなどの小魚が入ってくることがあり、興味津々で海中を見つめる子どももいる。
エサを購入して使いきれなかったら、近くで堤防釣りをして使うのもいいだろう。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
J’sフィッシング