美味しい赤い魚を求めて9月4日(水)、静岡・富戸のひろし丸から、アカハタ&オニカサゴのリレー釣りで仕立てました。エサに、赤と青のアミノ酸配合液に漬けたサバ短とノーマルサバ短、そしてタチウオをエサにアカハタ連発。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 神奈川・齋藤かおり)
ひろし丸でアカハタ&オニカサゴリレー
6時、富戸港に到着。秋らしい涼しい朝。6時半に出船。まずはアカハタ釣りから。航程10分、水深20m程の近場でスタート。
船釣りが初めての飯坂さんに、エサ付けと誘い方を教えると、すぐに底が取れるようになったので私も竿を出すと、すぐにアタリが!
でも、ハリ掛かせず、次のアタリを待ちます。反応に送り込んでからアワせるとフッキングしたものの小型。
早々に船中アカハタ連発
藤岡さんは1投目から良型をキャッチ。平賀さんは小型を連発。普段バスフィッシングを楽しんでいるルアーマンの飯坂さんは「エサ釣りなら簡単に釣れるでしょ」と思っていたようですが、周囲が釣れている状況で、なかなか掛けられず苦戦。「エサ釣りを甘くみてた~」と、誘い方やアワセをいろいろと考え試行錯誤しながら本命を上げて満面の笑顔。
また、根掛かりに苦戦する場面では中型カサゴをキャッチ。福泉さんも良型ゲットした。
様々なエサで比較
今回のエサはサバの短冊を基本に、ホタルイカやイサキ短冊、タチウオ短冊を試してみました。
サバはアミノ酸配合の赤と青のエキス漬けとノーマルの2種類を試しました。
ホタルイカは肝からゲソと身に分けて使いましたが、アタリがでるものの、エサが取られてしまうので却下。イサキとタチウオはアタリが遠くなったのでこちらも同様。
結果、無難なサバが一番よかったです。特に、何もしていない物とアミノ酸配合の赤色の食いがよく、青は決して悪くはなかったのですが、赤の方がアタリが多かったです。
こまめな底取りが大事
この日の誘いは底に着いたらイトフケを取り、根掛かりしないように底をこまめに取り直してゆっくりと聞き上げるとアタリがあり、スーッと送り込んでからアワせて掛ける、という繰り返しが効果的。
根に入り込まれたこともあったけど、ミチイトのテンションを緩ませると根から出てきて本命をダブルで上げました。
何度か流し変えたなかでは、「ウツボポイント」と言わんばかりのウツボラッシュもあり、福泉さんの「生きたまま持ち帰って水槽に入れたい」という要望でクーラーにエアポンプ(通称ブクブク)を付けてお持ち帰り。
11時ごろから、水深90~120mに移動し、オモリ100号で初めてのオニカサゴを狙いましたが、アタリが分かりづらくアヤメカサゴしか釣れませんでした。
藤岡さんと福泉さんは小型ながらも本命ゲット。
最終釣果
12時半に沖上がり。船釣り初めての飯坂さんをはじめ、藤岡さんや福泉さんも「ゲーム性が高く面白い!」と楽しんだようでした。
私はアカハタ11尾、カサゴ9尾、アヤメカサゴ、ウツボという釣果。
アカハタは、エラと内臓を取り冷蔵庫で3日寝かせて刺し身と炙りに。身が柔らかく、甘みがあってとっても美味でした。
<週刊つりニュース関東版 神奈川・齋藤かおり/TSURINEWS編>