みんなが嫌うバリ(アイゴ)。狙うと釣れず、狙わないとなぜか釣れる感じ。福岡県宗像勝浦港で2時間(暑くて2時間が限界)の釣りで平均バリ2尾、時間帯によりアジ(比較的良型、数はその日により違う)がメインとなった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・本多裕司)
3日間はアジとバリ
洞山ではクロやサヨリの良型が上がったが、ダゴチン釣りの方は比較的安定した釣果を上げていた。期待のバリは、7月の洞山では私は釣れていない。
8月10日、11日、12日。弟と宗像市勝浦港へ3連チャン。私は2時間で退散。
ポイント遠賀川水巻店でまきエサとつけエサを購入。まきエサは麦中心2kgで、パン粉2kgと少々。集魚材を混ぜる程度。つけエサはアミダンゴ、味噌ダンゴ、オキアミを持参。
当日はとにかくフグが多く、暑さとフグで私はすぐにあきらめるが。弟はずっと偏光サングラスごしに魚を追いながら続ける。私はバリを、弟はアジを狙う感じで、どちらもあると夕食時の酒が増えるかと思うと頑張れるが、とにかく毎年歳を取る上、毎年夏が暑くなる感じで体力がもたないのが釣れない原因かもしれない。
結果、アジとバリは3日間で数はそこまで出なかった。
13日は、柏原漁港洞山へ
8月13日。弟は4連チャンで勝浦港。私は芦屋の柏原漁港洞山へ。
弟はアジ数尾とバリ2尾で戻ってきた。私はいつもより手前でサオ出しをすることとなった。
まきエはパン粉1kgと麦1kgのみ。つけエはオキアミのみ。岩があちこちにあり、ここではガン玉を打たないのが鉄則。
まきエサ1杯目で波紋がおきる。かなり大きい。手前の磯で釣りをする人はほとんどおらず、魚がすれていないのか1投目でウキがきれいに入る。ゆっくりアワせると乗り、重量感もあるが、波紋の大きさから嫌な予感がした。やはりボラ。まさかのボラでタモも出しておらず、ハリが外れるまで暴れてもらいハリ外れとなった。
やっと20cmサイズのクロ
その後もボラが掛かるのが怖いので、比較的岩がないところに仕掛けを投入してタナを深した。まきエサをあまりまかず、仕掛けを投入して仕掛けがなじんだころにまきエサを少々入れるようにしてボラ以外の魚を待つ。
ウキがゆっくり入り、ミチイトが張ってきたのでゆっくりアワせると、まずまずの引きであるがボラの子供しか頭にないので大事にはしていない。手前で突っ込むのでボラじゃないかなと感じていたらクロの20cmサイズ。勝浦港のクロは5cmぐらいしかなく、そのサイズを釣り続けていたのでやけに大きく見え、よく太っていた。
潮が引かずに先端に渡るまで時間がまだあるのでクロでもと気楽にやっていると、連続して4尾掛かる。計5尾。同サイズ。このサイズが続くのであれば、場所は変わらずここでもいいと思いながらやっていたが、クロは掛からずにボラに変わった。連チャンでボラにはさすがに嫌気がさし、潮も引いてきたので先端に移動した。
ボラ対策をするも
仕掛けはタナを深して完全フカセでオキアミを付けたが、まきエサにはこちらもボラだらけなのですぐにガン玉を打ってボラ対策をした。
あれだけいたサバにフグがいなくなり、バリには最高の環境と思っていたが、浅くしても深くしてもエサはなくならず。ボラの影にクロも見えてはいるが、ボラ対策で仕掛けを立ててタナを深くしているのでクロも食わず。
場所替えして一度もエサすらなくならない状態でガン玉を外す以外選択肢はなく、ただ、ボラが掛かるのは嫌だなと思いながら、ボラが釣れた時点で納竿と考え、仕掛けを投入。まきエサも投入。ウキはすぐに反応。ボラが掛かり納竿とした。