茨城県の代表的な沖釣りのひとつ「夜イカ」。今年は例年を超える好釣果が続出。そんななか8月20日(火)、那珂湊のかもめ丸 から取材した。驚きの釣果は200尾超えで測定不能。キモは水中ライトの有無!
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 本紙・四家匠)
早々にムラサキイカ連続ヒット!
集合時間の16時半になると秋雨前線が直撃するタイミングと重なり、バケツを返したような大雨と雷で、少し遅れての出船。岡部喜代治大船長の舵で沖へ1時間半ほど走ると、すっかり暗くなる。
月が雲で隠れ、岸は見えない。集魚灯の明かりが周囲を照らし投入の合図。投入ししばらくすると水深30m前後で探っていた人にヒット。
ほかの人もタナを合わせるとバタバタとムラサキイカが上がり、海面は墨だらけ。サバやサメの攻撃もほぼなく本命ばかり。まれにスジイカが交じる程度と絶好のチャンスで、船内は熱気がこもる。
水中がスミで染まった(提供:週刊つりニュース関東版 本紙・四家匠)普段は新潟に遠征することが多い、青木慶二さんは直結仕掛けで手返しよく上げていた。
直結で手返し良くイカをゲット(提供:週刊つりニュース関東版 本紙・四家匠)平均100尾超えの大フィーバー!
隣で竿を出す田所さんは同宿初乗船。トラブルがあったものの80尾の釣果。岡田哲夫さんは久しぶりに訪れ「何度か2.5号のスッテ7本すべてに掛かって、オモリが止まった。たまんないね。また来たいです。」と満面の笑みを浮かべた。
初乗船ながら80尾以上をゲット(提供:週刊つりニュース関東版 本紙・四家匠)オケにドンドン溜まっていくので、途中で気がつくと満タンという人も。髙橋さんは30年以上通うベテラン。「船長や常連さんが優しくてずっと乗っていたら私も常連になっていました。」とコメント。となりにいた男性に優しくアドバイスやオマツリほどきをしながらも数を伸ばしていた。
常連の心も掴むかもめ丸(提供:週刊つりニュース関東版 本紙・四家匠)普段はヒラメ釣りをする根本昌幸さんは3年ぶり2回目の挑戦。慣れない手さばきで仕掛け絡みやバラシを連発していたが、釣れ続けるので、徐々に上達。後半には、「ダブル上がったからこれ撮って。」と嬉しそうにイカを向けてくれた。西郷は「釣れすぎで疲れた。」と燃え尽きていた。
ダブルヒットを堂々披露(提供:週刊つりニュース関東版 本紙・四家匠)

