トレンドは電車でGo!:田尻漁港アジング編 パックロッドがオススメ

トレンドは電車でGo!:田尻漁港アジング編 パックロッドがオススメ

「車がないので釣りに行けない。」そう思っている方にお勧めなのが、電車釣行。電車で行ける釣り場は意外とたくさんあって、荷物をコンパクトにまとめれば手軽に釣りが楽しめる。今回はそんな電車釣行にお勧めの好釣り場、大阪・泉南の田尻漁港を紹介する。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・原田誠司)

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ショア ソルトルアー

足場の良い田尻漁港

トレンドは電車でGo!:田尻漁港アジング編 パックロッドがオススメ釣り場風景(提供:WEBライター・原田誠司)

田尻漁港は南海本線・吉見ノ里駅から徒歩10分くらいの場所にあり、足場も良好の港だ。ここでのお勧めはルアーでのライトゲーム。今の時期ならルアーでアジを狙うアジングが面白い。小さなルアーを使うので荷物も少なくてすむ。魚の活性によっては初心者でも数釣りが楽しめる釣りなのでぜひ挑戦していただきたい。

釣りやすいのは夜。沖に向かって伸びる波止のどこでも楽しむことができるが、漁港の手前側にはスロープがあり、ここは潮位が高い時間帯は見逃せないポイントだ。潮位が高くなると活性の高い魚が入ってきて数釣りを楽しめる可能性が高い。今の時期も面白いアジだが、盛期は秋で、その後年内は楽しめるだろう。

トレンドは電車でGo!:田尻漁港アジング編 パックロッドがオススメスロープ(提供:WEBライター・原田誠司)

季節が進み冬になるとメバルも釣れ始め、しばらくはアジもメバルも狙える状況になる。狙い方は違うが、どちらも同じタックルで楽しむことが可能。

そして、完全に寒くなってくるとメバルの本格的なシーズンに突入する。厳寒期になるほどスローな釣りが有効だ。

タックル

タックルについてだが、6ft前後のアジングロッドに1000~2000番クラスのリールが使いやすいだろう。

ロッドは専用ロッドだとアタリがわかりやすいが、メバリングロッドやトラウトロッドなどでも代用は可能。

電車釣行の場合はコンパクトにできるパックロッドが持ち運ぶのに便利だ。私が使っている「根魚小僧」や「モバトラ」は仕舞寸法が非常に短く(根魚小僧が32cm、モバトラが26cm)、バッグの中に簡単に入ってしまう。

トレンドは電車でGo!:田尻漁港アジング編 パックロッドがオススメタックルは必要最低限でコンパクトに(提供:WEBライター・原田誠司)

ラインはエステルやフロロの1.5lb前後、PEライン0.2号前後のどれを巻いてもかまわないが、初心者ならフロロの2lbくらいが使いやすいだろう。ラインをエステルかPEにする場合は、ショックリーダーにフロロの2lb前後を結んでおこう。これはエステルやPEが急激なショックに弱いからだ。

ルアーは1g前後のジグヘッドに2inch前後のストレート系やピンテール系などのワームの組み合わせが基本だ。

釣り方

アジングの基本的な釣り方は、まずルアーをキャストし、少し沈めてからリールを巻く。投げる場所や通すコースをかえながら数投し、反応がなければルアーを沈める時間を長くする。これを繰り返して表層から底までを探る。

状況によってはこれで釣れるのだが、アジは横の動きよりも縦の動きに反応することが多いため、サオ先を少し上下させながらリールを巻いたり、ストップ&ゴーやリフト&フォールのほうが効果的である。

メバルを狙う場合は、ただ巻きだけでOK。ただ、レンジをキープすることと、一定のスピードをキープするように注意しよ

アジングとメバリングは、基本的な釣り方が簡単で初心者でも手軽に楽しめる釣りながら、奥が深くて上級者も虜になってしまうほどの魅力いっぱいの釣りだ。電車釣行可能な泉南・田尻漁港ならアクセス至便で手軽に楽しめる!

ルアーでのライトゲームをしたことがない人には、ぜひ田尻漁港で挑戦してみていただきたい。きっとアジングやメバリングに夢中になってしまうはずだ。

<原田誠司/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
田尻漁港