大阪湾はヘチ・落とし込み釣りの最盛期真っ只中!今年は少し異常とも言える釣れ具合です。相当な悪条件(北や東風が続いて透け潮、酸欠状態など)以外なら10匹や20匹は普通に釣れおり、朝一から夕方いっぱいまで頑張れば40~50匹といった釣果も出ています。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・大田徹)
今年はチヌの当たり年
産卵後の5月後半から釣れ出した時は食い始めの荒食いで相当な数が釣られてしまったと思いましたが、いまだに衰えることなく…いや、さらに釣れている!
まさに今年はチヌの当たり年?のような釣れっぷりです。
堺港新波止は大繁盛
最盛期になると落とし込み業界は毎週のように行事や大会が続き、なかなかゆっくりとプライベートの釣行ができないのが現状です。しかし6月22日(土)は、いつもお世話になっている大阪・堺出島漁港から出船の夢フィッシングさんの始発便(4時)でホームの堺港新波止へ。
始発便にも関わらず、青物やアジ、マダコも釣れ出しているのですごいお客さんの数でいっぱいです。臨時便で3時間に一便出ている状況でした。そして乗り込んだ朝の4時便は満員で、ほとんどが黒鯛師です。もう30年近くこの釣りをしていますが、これだけ黒鯛師が多く賑わうのはかなりひさびさな感じです。
開始1時間で2ケタ超え!
さて、新波止に到着。この時期、4時半ごろには薄明るくなってくるので、準備をしてすぐに釣り開始できます。そしてあちこち一斉にサオが曲がります。私も垂直面、スリット面、どちらの面でも浅いタナでアタリが連発し、開始1時間も経たないうちに50㎝クラスを頭に2ケタ超え。
最終的に32匹!
そして20匹を超え、10時には30匹に到達しました。2、30人近くいる黒鯛師たちは多少の差こそあれ同じように釣るので、夜明けよりはかなりアタリは散発的になってきたものの、まだアタリます。終いにはこちらが疲れてきて、しっかりフッキングできずに数回バラシが続き、11時までの1時間は2匹の追加。しかし、結局は32匹の大爆釣で11時便で帰港しました。
神戸七防も絶好調
その後は友好倶楽部の例会で尼崎フェニックス、茅渟関西連合の大会で神戸七防に釣行しましたが、ここも例年をはるかに上回る釣れ具合でした。ただ、どこの堤防もそうなんですがイガイが少ない分、かなりの確率でこの時期になってもかなり痩せ細った個体が交じることが多いように感じました。